今回のひとり旅は、道後温泉に泊まっていました。
3つのお湯にも入ってきましたよ。
道後温泉について
一応、道後温泉についてさらっと書いておきます。
日本最古の温泉といわれ、ルーツをたどると6世紀頃、聖徳太子までさかのぼるそうな。
今は厩戸皇子っていうんでしたっけね。
(神話の伝承まで含めると、もっと昔ですが)
その後も平安時代の源氏物語に登場したり、鎌倉時代には一遍上人が来たり、夏目漱石や正岡子規がいたりなど、歴史的ないわれは多々あるようです。
坊っちゃんにも出てきますね。
3つの湯
さて、冒頭にも画像を出した3つの湯について書いていこうと思います。
道後温泉本館、道後温泉別館飛鳥乃湯、椿の湯の3つです。
道後温泉本館
まずは道後温泉本館です。
温泉には入れますが、2022年末現在修復工事中で、2024年12月までかかる予定とのこと。
工事中は別に仕方ないのですが、なぜかド派手な壁でおおわれています。
商店街側から裏手側に回ると、こちらから入口が用意されています。
ただ、初日(12月25日)は16時ころ訪問したところ、23時まで営業するにも関わらず「本日はもう満席」となっていました。
やむなく翌朝、早朝から攻めてみました。
朝5時30分頃に行くと、既に十数人は並んでいました。
男女とも10人くらいが一度に入れるので、それを超えると1時間後…くらいになるようです。
結果として、最初の1番風呂には間に合ったのですが…
急かされて入るのもなあと思って、18時ころに入りたいというと整理券をくれました。
ほぼ予約券みたいなものなので、早朝に並ばないといけないことを差っ引いて考えれば、ちょっと便利ですね。
(空いていれば問題ないと思います)
それで入浴した感想ですが…
まず改修工事につき、湯舟以外はほぼ入ることができません。
そして肝心の温泉ですが、うーん。
前にも書いたかもしれませんが、本館の湯舟はけっこう深いんですよね。
尻をつけて床に座ろうとすると、眉毛くらいまで浸るので、しゃがんで入るしかありません。
なので、ちゃんとくつろげないんですよね。
420円と安いのが救いですが、シャンプー、リンスなどもありませんし…
というわけで、並んでまで入っておいて言うことでもありませんが、私はあまり本館は好きではないのです。
飛鳥乃湯
続いては道後温泉別館・飛鳥乃湯です。
こちらは、5年前の2017年12月に道後温泉に来た時に「来週オープンするからまだ入れないよ」と言われた思い出がありました。
そんなわけで、ちょうど五周年だそうですね。
こちらはできて間もないのもあって、キレイですし、広いです。
家族連れやカップルなどは、ここにメインで入るようですね。
入るだけなら610円ですが、2階の大広間で休憩しようとすると1280円とスーパー銭湯並みのお値段になります。
その他、個室や家族風呂などもありましたが、あっしには関係ありません。
せっかくなので、こちらでは記念タオル(600円)つきで浴室に入ってきました。
ここはまあまあ良かったです。
今どきの温浴施設のように仕切りもありますし、シャンプー、ボディソープなども備え付けです。
ロッカーなどの施設も綺麗ですしね。
見た目が遊郭っぽいことを除けば、ここが一番おすすめかなあ。
椿の湯
最後は「椿の湯」です。
こちらは飛鳥乃湯の隣にあります。
道後温泉本館と飛鳥乃湯も、徒歩2分くらいしか離れてないんですけどね。
他の2つが6:00営業開始ですが、椿の湯だけは6:30からですので注意。
ここは市民の湯というような位置づけで、近隣の方はここに入るようですね。
そんなわけで、普通の銭湯という感じです。
値段は400円、ただしシャンプーなどは別売りです。
湯舟の深さは普通なので、お湯の中ではくつろげるかなと思ったのですが…
ドライヤーは(料金忘れましたが)小銭を入れて5分動く…というような、こちらも有料でした。
道後3つのお湯まとめ
あくまで個人的な意見ですが、あまり道後温泉のお湯って「温泉感」がないんですよね。
色は無色透明で匂いも無臭、とろみなどがあるわけでもありません。
大きなお風呂という意味ではくつろげるのですが、温泉というより銭湯なイメージ。
そして、前回もそうでしたが、刺青系の人が多過ぎですね。
飛鳥乃湯にはさすがに来なそうなイメージですが、5年前の道後温泉本館では両脇が明らかにそっち系。
今回も椿の湯に入ったところ、刺青の人が浴室の床で横になっているというよく分からない光景が広がっていて、印象はよくありませんでした。
そんなわけで、温泉としての道後温泉ってそんなに好きじゃないんだなあというのを再確認しました。
ただし、次の記事辺りでは、「でも道後温泉街は好き」という記事を書こうと思います。