私、越後湯沢出身なんですよ。
そう言われた私は、知っている限りの越後湯沢知識を出してみた。
挙げた項目的にはこんな感じ。
- 豪雪地帯
- スキー場
- 苗場山が近い
- へぎそばが新潟名物
- 群馬の隣
- 新幹線で高崎から分岐して、そこそこ近い
- 東京から普通列車でも頑張れば行ける
- 越後湯沢駅の中に日本酒のドリンクバー(ぽんしゅ館)がある
- 越後妻有でアートイベントをやっていた
- リゾートマンションがあぶれている
実際の会話では、知っていることを羅列してひけらかしたわけではありません。
「あそこは雪が多いから大変だけど、スキー場で栄えた町だよねー」
「そうなんですよね、子供のころは授業でスキーやってました」
みたいな会話です。
そこから「苗場山には中学の修学旅行で行った」と言ったら「苗場山とは?」と逆に聞かれまして。
苗場山って湯沢町じゃなかったっけ?と少し不安になりました。
そこで、自分が行った経験やその他の越後湯沢知識などを聞いたみたのですが、ことごとく「知らない」と。
アートイベントはメジャーでもないですし、「そこそこ近い」は感覚的な問題もあるので何とも言えませんが…
ただ、高崎駅は「知らない」と言われました。
なお20歳過ぎ=10年くらい前まで住んでいて、今でも年に1回は実家に帰るそうです(電車で)。
結局、3~10は通じませんでした。
何だか、この人との会話は無理だろうと思って、一気に疲れてしまいました。
(他にも会話がかみ合わないなと思いましたが)
IQが20違うと会話が難しいと聞いたことがあります。
そういう知能水準の話とは言いませんが、ここまで知識・共感が得られないと会話は成り立たないというか、疲れるんだなあと思いました。
まあ私の一方的な「これくらい地元なら知っていて当然」という前提が間違っているのかもしれません。
業務上でも同じようなことがあります。
例えば職場の高齢者たちの半分は、WEBブラウザという言葉が通じません。
「マウスでカーソルを動かしてOKを押す」ならぎりぎり通じます。
「ダウンロード」は通じますが、広告との区別がつけられないので一律に「押すな」と言ってあります。
その他にもいくつかあるのですが、全体的にそんな感じなので、PCエラーの時などの対処法を伝えることは不可能です。
別のブラウザで開いて試せとかね。
ここ数年は「ZOOM」等の「WEB会議ができない」と言われるケースが多いですが、それを電話で聞かれても、知識が無さ過ぎて口頭で説明しても理解されません。
こっちは「これくらいなら知って当然」レベル以下だと思ってますので、最近はセキュリティ等に影響しないエラーは割と無視するよう努めています。
私も自分よりだいぶ頭のいい人には同じように思われているんでしょうけどね。
多様化の時代とは言え、迷惑系Youtuberみたいに全く価値観の違う人も怖いですが、あまりに話が通じない人も怖いと感じます(今回は話題が話題だから別に怖くはないですが)。
接客業でもないから、いろんな人に接するという機会は少なめですが、ただ多様化の時代だからなあ。