4月1日晴れ。
千鳥ヶ淵に行こうかと皇居方面に歩いていると、やたらと警察官がいることに気がつきました。
そして人の流れもできていたので、何かあるのかしらと思ってついて行ってみると、「皇居乾通り一般公開」というのをやっているとのこと。
時間も消費できそうですし、せっかく居合わせたのだからと入ってみました。
行列の様子
乾通り一般公開は、コロナで3年休んでいたのを、前回の2022年秋から再開したそうです。
といっても、2016年くらいから始まったイベントのようです。
開場は午前9時から。
ついたときは8時40分くらいでしたが、数百人は並んでいました。
待機場所が広いから、あまり人がいるように見えないんですけどね。
とても遠回りさせられるように配置されたカラーコーンを見るに、相当人が来ることを想定しているようでした。
早い時間に来るのが正解のようですね。
人も少ないですし、結果的に日光に晒される時間も短く済みました。
体温測定とアルコール消毒はありますが、列は間を開けずに詰めるよう指示されます。
荷物検査は、カバンの中や上着の中まで実施され、あとは金属探知機によるボディチェックがあります。脱がなくてもいいですし、脱ぎすぎるとお巡りさんはたくさんいるので気を付けてください。
飲み物を持ち込む場合は「警察官の面前で一口飲む」という検査があったのが新鮮でした。
坂下門~乾門
9時少し前に検査が始まり、金属探知機で捕まったものの無事に通過。
チラシに刃物をくるんだ人が捕まってたけど、平和な雰囲気だったから大丈夫だったのかな。
ルートとしては、坂下門から入って、乾門から出る、というものです。
といっても私も門の名前など知らないので、下の地図などをご参照ください。
最初のうちはこの行列のまま進むのはきついな…と思ったのですが、坂下門に入って以降は道も開けるので大丈夫です。
ぽつんと咲く桜。
いろんな注意書きはありますが、普通にしていれば大丈夫です。
坂下門から中へ
改めまして、坂下門から中へ入っていきます。
元々は何の門なんですかね。この後も、門ばかり出てきます。
こんな感じで開けていますが「撮影は立ち止まるな」と警察官と宮内庁職員が見張っています。
こちらが宮内庁。
天皇制や宮家などについて思うことはなくはないですが、大変気を使う仕事なんだろうというイメージがあります。
通りの様子
通りの様子です。
舗装された道が通っていて、左右に木々・草花、ときどき建物。という感じです。
特に説明もないので、適当に画像のみ貼っていきます。
感想まとめ
そして乾門から出てさようなら。
単に歩くだけなら10分ちょい、写真撮りながらで30分くらいですかね。
皇居の中だから、ものすごく整えられているんだろうと思ってましたが、それほど草木の造成が丁寧という感じではなく、自然公園感がありました。
いろんな草花が植わっているとは思いましたけど。
とはいえ、一般人がほぼいないところに造成に金かけても仕方ないとも思うんですけどね。
ただ警察と宮内庁が何十人動員されているかわかりませんが、その費用は相当でしょう。
皇居に入れるというのがもの珍しいから入ってみたはいいものの、珍しい以外にはそれほど「すごい、綺麗」という感じではなかったです。
参加者に若者はほとんどおらず、ごく一部いた家族連れを除くと、どうみても私が最年少でした(朝のせいかもしれませんが)。
若い人が行って面白いか分かりませんが、体験としては軽ーく寄ってみてもいいかなと思います。