記事の投稿が飛び飛びですが、3月末に石垣島と波照間島に行ってきました。
今回は、波照間島について書いていきます。
(長くなったので、2回くらいに分けます)
南十字星が見られる(ほぼ)国内唯一のエリアですが、日帰りですので星は出てきません。
天気も曇りでしたしね。
泳げるくらいには暑かったのですが、私は海が苦手なので水着回でもありません。
波照間島の行き方と島の全体感
行き方は2023年現在、石垣島からのフェリーのみです。
フェリー記事は別途あるので、興味のある方はご覧ください(一部内容が重複します)。
日本の最西端は与那国島ですが、有人の最南端はこの波照間島になります。
(GoogleMapより)
こちらが波照間島の拡大図。
縮尺を見ればわかるように、東西にも4km、南北にも3kmくらいしかなく、島の周囲は約15km程度とのこと。
大雑把に言えば・・・
- 島一周道路が島の真ん中あたりをぐるっと一周できるように9kmほど通っています。
- 島の中心部に集落があり、住居・お店などはそこに集中しています。
- 島一周道路から内側に放射状に道路が複数あるため、集落には島のどこからも行きやすいです。
- 島一周道路から外側は、基本的に海です。
なので、さらに大雑把に言えば「島の真ん中に集落、その外側に島一周道路があり、さらに外は畑・海・森」くらいのざっくり感です。
構造的にはわかりやすいのですが、後でも書くように集落が結構入り組んでいるので、少々道に迷いました。
島内の交通手段
いくつかの事業者が、レンタサイクル(普通、電動)、レンタル原付、レンタカーなどを運営しています。
フェリーが着いた港の駐車場に、何人かの事業者がおり、その場でも空いていれば申し込めます。(観光シーズンなどは予約した方がいいとは思います)
今回お世話になったのは、星レンタカーさんでした。
港から事務所まで車で数分で連れて行ってくれ、そこで手続きをしました。
ひとり旅ですし、寒さも日差しもなくちょうどいい外気でしたので、小回りもきく原付を借りることにしました。
1周15kmの島なので、理論上及び法定速度上は30分あれば一周できます。
昼のフェリーまで=12時45分頃のレンタル時間で十分そうです。
お値段は1800円くらいだったかと。
※ただし、昼のフェリーは欠航でした。夕方便までの場合は+500円。
島を周遊する
原付を手に入れたものの、どこからスタートすべきかよくわからなかったので、いったんフェリー乗り場に戻りました。
ここからスタートするのが妥当だと思います。
そこから原付では3分ほど。
一度レンタカー屋さんに行く途中、気になっていた建物を調べてみます。
何も看板や説明もありませんが、かやぶき屋根と石垣でできています。
中は、大人も屈めば入れるくらいの高さ。
GoogleMapで見ると「イノーサヒ」とだけ書かれていました。
後日調べたところ、琉球王府時代の年貢集積所・拝殿だったとか。
だいぶ小さく見えますが、大きさまで再現しているかは不明です。
ついでにもうひとつ、こちらは「コート盛」という建造物です。
こっちはちゃんと説明がありますし、上に登ることも可能です。
令和5年1月31日に、国指定史跡の碑が建てられていました。
私が行った2か月前で、つい最近のことですね。
コート盛は、旧藩時代に使われたもので、伝達事項(怪しい船など)があったときに、この上で火を焚いて、他の島に情報を伝えていたそうです。
これが登ったところの焚き火台?
登ったところも直径5mくらいの広さで、焚き火部分も小さいのですが、これで他の島からも見えたんですかね?
のろしのような役割で、小浜島や石垣島など近隣の島と情報交換していたそうですが…
高さは3mほどですが、周りに建物がないので登ってみると少し眺めはいいです。
以降、島をぐるぐる回って、いくつかのスポットを紹介していきます。
つづく。