だらだら書いている波照間島の周遊記。
今回で最後にします。
最南端の碑
波照間島は、日本最南端にあります。
厳密に言えば沖ノ鳥島がありますが、あれはほぼ岩山のようですし、上陸不可。
波照間島が、有人島としての最南端です。
そしてこちらがその記念碑。高那崎(たかなざき)という先っちょにあります。
他にも、記念碑やモニュメントが所せましと並んでいました。
こちらは日本最南端平和の碑。
1995年に、太平洋戦争終結50年の記念碑として作られたそうです。
こっちは波照間の碑。
大濱信泉(おおはまのぶもと)という人物は石垣島にも記念館のような名前で見ましたが、石垣島出身で教育・武道などに貢献した方のようです。
波照間の碑は、なぜかうねうねした道の先にあります。
未知の途中には、「北海道」「山形」など47都道府県の名前と石が並んでいましたが、それぞれの都道府県から集めた石を並べているそうです。
高那崎自体は、海が見えるものの、海まで下りられるような場所ではありません。
本当の最南端に行くのは不可能だと思いますので、この辺りで我慢しましょう。
なお、下の画像の左奥に見えるのが星空観測タワーですが、休館中だそうです。
どのみち、曇り空ですし、真昼間でしたし。
お食事
波照間島内の食事処はそれほど多くはなく、私がふらふら原付で走り回ってもランチタイムにやっているお店は10軒もありませんでした。
その中で、今回は「あらぶち」さんに訪問しました。
登り旗と看板が出ていて、営業中ということが確認できたので安心して入れます。
ご夫婦で経営しているようでした。
こちらは三枚肉そば(850円)。
沖縄そば系は匂いが苦手だったんですが、ここのはクセがそれほどなかったせいか、美味しくいただけました。
肉とかまぼこっぽい練り物が入っています。
そのほか、「あやふふぁみ」「kukuru cafe」「みんぴか」などのお店があるようです。
あとは、夜だけやっている居酒屋などもいくつかありそうでした。
私が訪問した「そばカフェあとふそこ」は別記事をご覧ください。
テトラポット登って
フェリー乗り場の付近には、テトラポット(正確には違うのかもしれませんが)を登って、堤防(?)に乗っかることができます。
GoogleMapから説明しようと思いましたが、失敗しました。
港をコの字型に囲っている堤防の部分を歩くことができるといいたいのです。
具体的に言うと、こんな感じ。
左にある石ブロックに足をかけて登るので、小さい子やお年寄りは難しいかもしれません。
無事に登ると、反対側にはニシ浜が見えます。
堤防の上は細いので、人とすれ違うときには気をつけて。
上に登ると港の突端まで行けるため、港全体を見渡せます。
また、海も綺麗に見えました。
何人か釣りをしている人もいたので、それもOKなのだろうと思います。
その他の風景
あとは、島内を走っていて感じたことなど。
海水はいくらでもあるんですが、真水の確保が難しいのでしょう。大きなため池がいくつか点在していました。
集落内はかなり道が入り組んでいて、何回走っても方向感覚が定まりませんでした。
そんなに広くはないはずなんですが、けっこう難しい…
逆に島一周道路は、ほとんど木々か畑です。
黒糖が有名なので、さとうきび畑と思しき畑が多かったです。
また、観光客以外の人とすれ違うことはほぼありませんでしたが、ヤギや牛はけっこういました。
飼われているように見えるのですが、かなり広いところに放牧されているようです。
こちらは灯台。海の方ではなく、けっこう内陸部に建っていました。現役なんでしょうか?
この灯台か、NTTの電波塔が恐らく島の中で一番高い建物でしょう。
感想まとめ
離島にはこれまでいくつか行っていますが、今までで一番遠く、一番人の少ない島だったかと思います。
人口が400人程度だそうですが、そこに生活があって、観光客も受け入れつつ、伝統も守る…など、ごく短い滞在でしたが、様々な暮らしが垣間見えて楽しかったです。
アトム電器さんのチラシも集落内で何度か見かけました。
確かに波照間島で家電を買うにはどうしたらいいか分かりません。お店自体は石垣島にあるようですが…
Amazonとか届くんですかね。郵便局はあったので大丈夫なのかな。
離島に行くと、いろいろ想像が膨らんだり、新鮮な刺激があったりして楽しいですね。
離島記事