石垣島にいた時間は実質24時間くらいでしたが、ちょこっと観光をしました。
すぐ近くに八重山鍾乳洞という看板もありましたが、そっちは別のようです。
※GoogleMapの口コミを見る限りですが、八重山鍾乳洞は残念みたいですね…
場所など
石垣島鍾乳洞は、島の中央部~南部の間辺りにあります。
観光拠点である離島ターミナルからは北方向に歩いて15分強くらい。
頑張れなくはないですが、私は原付で向かいました。
駐車場までの道は、工場みたいな人気のないところを通るので、少し不安でしたが無事にありました。
大人1200円はちと高いなあと思いましたが、物価水準も違うでしょうから払います。
敷地に入っていく
敷地内の様子。
南国っぽい木花が植えられています。
石垣島鍾乳洞と書かれた入口。
琉球感はありますね。
門をくぐる手前、その左側に謎の穴が開いた岩がありました。
穴の向こうは、ヤギがいました。
八重山地方はヤギが多いですね。
改めて、門を潜って中に進みます。
入り口には、ウェルカムヤシガニがいました。
ヤシガニは夜行性なので不動でしたが、野生では八重山付近でしか見られませんしね、確か。
入り口にはナントカ蝶の蛹もありましたが、前座はそれくらいにして、下に降りていきます。
鍾乳洞内部
率直な感想で言えば、期待していなかったのもありましたが、けっこう広くて立派でした。
この日は3月下旬でも夏日で、外気25度ほどありました。
鍾乳洞は涼しいイメージでしたが、南国の鍾乳洞は平均気温が高く、ここも通年で平均25度くらいだそうです。
湿度も高いので、むしむしした嫌な暑さです。
鍾乳洞には「ひんやり」が欲しかったので、ちょっと残念。
ちなみに、岩手県の龍泉洞の平均気温は年間10度前後、島根県の秋芳洞は年間17度前後で、やはり基本的には低位安定のようです。
鍾乳洞の中の様子。
アップダウンもありますし、前日が雨だったせいか濡れて滑りやすいので要注意です。
天井が低いところもありますが、165cmの私にはそれほど不自由はありませんでした。
鍾乳洞の写真を撮るのが下手で、画像だけ見ると、上下左右がよく分からないですね。
行って確かめてください。
全国唯一の水琴窟
こちらには、全国唯一の「水琴窟」というのがありました。
なんのこっちゃと思ったのですが、水がポタポタ、チョロチョロと流れ落ちるところに金属椀を置いておき、その水温で奏でる音のことでした。
鉄琴は鉄、木琴は木でできているわけですから、水琴は水で鳴らすものだと思い込んでました。(だから動画内でズルいと言っていたのです)
その他の見どころなど
鍾乳洞では結構やっているところもありますが、ライトアップもされていました。
最近のLEDではなく豆電球のようでしたが、こっちの方が見た目がきれいで良かったです。
落ちない岩。
受験生を応援しているそうです。
トトロがいるということで、全く期待しないで見てみました。
この手のやつって無理やり感が強いのですが、思ったよりはトトロでした。
そんな感じですかね。
感想まとめ
鍾乳洞って好きなんですよね。
整備されている部分はあるんですが、地下に広がる不気味な空間っぷりや、独特の空気感が。
しかもこの石垣島鍾乳洞は、私以外誰もいないという貸し切りっぷりでしたので、動画を撮っても迷惑はかけなかったですし、自分のペースで回れました。
そういう意味では、1200円でも十分だったかなと思います。
一通りのお土産屋さんや食事なども揃っているようですし、石垣島行ってまで鍾乳洞?というところはありますが、軽く行ってみるのもいいかと思います。