「灯籠坂大師のトンネルを見たい」
と言われても全く分からなかったのですが、それなりに注目スポットだそうです。
場所といわれ
千葉県の富津市の辺りにあります。
最寄りのインターチェンジは富津竹岡、公共交通はたぶんないです。
トンネルのすぐ手前に赤い鳥居っぽいものが見えてきますが、いきなり出てくるので(北から向かった場合)左折のタイミングを逃さないように気をつけましょう。
これですね。これをくぐります。おめでたい感じ。
駐車スペースはあるといえばありますが、せいぜい5~6台くらいですかね。
トンネル
メインとなるトンネルはこれ?という感じでしたが…
車がギリギリ一台通れるくらい、高さも2mくらいでしょうか。
手掘りっぽい感じはありますが、けっこう小さめでがっかり。
と、思いきや。
実はその奥にもうひとつ、はるかに巨大なトンネルがありました。
横幅は最初のトンネルより少し広いくらい、車2台はすれ違えないくらいの幅でした。
しかし、高さは10m以上はありそうでした。
手掘りのトンネルらしいですが、何のためにこんなに高く掘ったんですかね?
トンネルの中はビルの間のように風が強めで、夏でも涼しいそうです。
いずれも駐車場から徒歩1~2分ですので、エリアとしては狭いです。
更に奥に
トンネルを抜けると奥には鳥居がありました。
弘法大師ゆかりの…みたいな前情報があったので「寺」という認識でした。
(実際調べると、東善寺という寺の敷地内だそうです)
ただ、この先は灯篭坂大師堂という施設なので、ちょっと違うのかも?
まあ寺と神社の違いも、厳密にはよく知らないんですけどね。
ちょっと急な階段を100段弱くらい登っていきます。
途中にも小さな鳥居があり、更に上って行きます。
上にはコンパクトなお社がありました。
灯篭坂大師堂とのことですが、住職?神主?さんはいませんでした。
登ってきて振り返った景色は、すごい展望…という程ではありませんが、海までチラリと見えます。
更に更に奥に(造海城跡?)
社に向かって右奥方向、やや気がつきにくい場所に、更に上に登る石段が見えました。
(階段は撮り忘れた)
行ってみると「造海城跡」(つくろみじょうあと)という看板がありました。
しかし、こんな所に城?という感じです。
ただし、未整備・私有地であるので色々注意は必要です。
(立ち入り自体は問題ないようです)
森の中を進んでいくのですが、けもの道程度には開かれていました。
それでも、崖脇の細道や、前日の雨の影響で滑りやすい場所などもあったので、ほんの少し危険は伴います。
崖と言っても急傾斜地なだけなので、擦りむく程度で済むとは思いますが…
ネットで見ると、この城山がうねうねしているせいで、明治~大正時代に、先述の切り通しトンネルを作ったそうです。
城はよく分かりませんでしたが、大師堂より更に高いので、隙間から見えた景色は遠くまで見渡せました。
5分ほど歩き続けると開けた平らな場所に来たのですが、これが城跡なんでしょうか?
この先にもたぶん答えはなさそうなので、オチもなくここで引き返しました。
そんな感じで、初めてのスポットに行ってみました。
ここメインで行ったら後悔してましたが、こんなところもあるんだなとちょっと感心。
トンネル過去記事