遠い思い出。
修学旅行について、「費用に見合う学習効果もなく不要ではないか」「集団活動が苦手な子は」みたいな議論がニュースになっていました。
そんなわけで修学旅行について思うこと。
冒頭のニュースについては、考え方次第でどうとでも言えるかなと。
私は集団活動が苦手(嫌い)な子でしたが、今になって思えばあって良かったんじゃないかなと思います。
集団活動が苦手な子は、今後も避けられ続けるならいいですけどね。
そういうことも含めた学習効果だと思いますので、それが苦手だと分かったならそれでいいし、そこから学ぶこともあるんじゃないかなと思います。
自分がソロ向きだと痛感できたなら、それからその方向に頑張ればいいでしょうし。
話が逸れましたが、自分の修学旅行の思い出。
泊まりで行ったものを考えると…
小学校:長野(群馬かも)
中学校:長野(スキー)
高校:どこか、京都
こんな感じだったかな。
小学校は完全に連れていかれただけで、全く記憶がございません。
「林間学校というイベントがあったはず」というだけです。
中学校の長野も「松本城で最後集合した気がする」くらいしか覚えていません。
「そばと馬刺しを食うプランを立てた」という事前の記憶はうっすらありますが…
後は、スキーでも長野に行って、屋内でサボっていたことと、クラス一の不良が「夜が怖い」と言い出し、クラス一腕力のあった私とベッドインだったこと。
高校は、1年生の時にキャンプファイアーなこと、フォークダンス、肝試し的なことを森の中でやったように覚えていますが、どこだったか全く覚えていません。
千葉の高校生は京都に行きがちですが、それも覚えてません。たしか泊まったホテルに警察と血だまりができていて、事件か事故が起きていたことのみです。
そう考えると、修学旅行=思い出づくりとは全く言えないような気がしてきました。
かろうじて中学は少し覚えていますが、高校の京都なんて、どこに行ったか交通手段の記憶すらもなく、血だまりしか覚えていません。
私が特に記憶力がないことが原因でもありますが…
それでも、行って10年くらいは思い出に浸ったんじゃないかと思います。
修学旅行が不要とは思いませんけどね。
うちは父親が教員でしたが、引率は割と楽しんでいるようでした。
とはいえ、結局すべては人次第・家庭次第・職場次第なんでしょうね。
ただ修学旅行が不要なら体育祭も不要だと思いますし、集団生活が苦手な子に過度に配慮するなら、学業が苦手な子もいるわけですし、年齢ではなく学力別授業にするべきでは?という気すらします。
まあやればいいんじゃないと思いますし、それで行きたくなきゃ行かなきゃいいんじゃないですかね。ただ義務教育課程では無理にやらなくてもいいかなと(お金の問題)。
という程度の軽い考えです。
アップデートは必要だと思いますが、どうしたらいいかは特に思い及びません。
私が行くことはもう2度とないですからね。