「それってパクリじゃないですか? 新米知的財産部員のお仕事」
概要
藤崎亜季は中堅飲料メーカーで新しく「知的財産部」へと異動となった。
知財のことなど何も知らない彼女の上司は、本社からやってきた弁理士の北脇雅美。
しかし彼から送られてきた返信メールのタイトルは、「あなたはこの仕事に向いていません」だった。
その後は慣れない知財の仕事を何とかこなしつつ、友達のイラストや会社の新製品などを守るために奮闘していく。
感想
思ったより知財に関する知識は出てこなかったですが、それなりには楽しめました。
まああんまりがちがちの法律論やられてもね。
漫画やドラマにもなってるそうですが、それには向いているんだろうと思います。
恐らく若い女性の一人称視点の作品は根本的な部分で合わないのかなと感じます。
この手の小説の女性主人公って、元気いっぱい、ちょっと傷つきやすいけど仕事にも全力投球!新しい上司はイケメンだけど、ちょっと意地悪よね!
みたいなのが多い気がするんですが、気のせいですかね。
(小ばかにしているわけではありません)
知財について
知財って難しいですよね。
パクリ、オマージュ、パロディ、リスペクトといろんな表現がありますし、いろんな形で炎上することもあります。
ちょうど今見返している海外ドラマの「シリコンバレー」でも特許などでトラブルになることが多々あります。
誇張はあるかもしれませんが、ああいうのを見るとベンチャー企業間って常にバトルなんだなあと肝を冷やします。
それってパクリじゃないですか?
(ネットで拾った画像:音速丸)
違うとは思います。