社会を斬るシリーズ
先日のニュースによると、合計特殊出生率が最低を更新して、1.20にまで下がったそうです。
東京に限れば0.99だそうです。
女性1人当たりが生涯に産むとされる子供の数ですね。
人口を維持するには2.07必要だったと思います。
(2.00では死亡分がフォローできないので)
昔は極々ちょっとだけ、私も少子化に何もできていないことに負目がありましたが、今となってはどうでもいいですね。
突き詰めると、次世代に残すもののない私には関係ないですから。
どちらかというとアロマンティックな私ですが、世の中そういう恋愛脳じゃない人も増えているんじゃないでしょうか。
または昔からそういう人は変わらずいたけど、昔は今より結婚・出産への圧が強かったのかもしれません。恋愛結婚だけじゃなかったでしょうし。
あるいは価値観の多様化なのか、娯楽が増えたからなのか、便利になったからなのか、その辺の複合的な理由で。
一応大人として考えると、人口が減る前提で社会を組み立てればいいんじゃないかと思います。
少子化問題を突き詰めれば「産めよ増やせよ」だと思いますが、そんな強制はできないですし。
前提となる結婚ですら、価値観の尊重やセクハラ問題の中では大々的に言いづらい。
あとは移民でしょうけど、日本の自治体間でやってる移住民の奪い合いと本質的には変わらないかな。
失敗ばかりの行政主導のコンパクトシティとか多夫多妻とか、そういう考えにも賛成ですが、こっちはさらに難しそう。
それにしても合計特殊出生率は、1947年には4.57だったらしく、今考えるとものすごいですね。