橋との出会い。
通潤橋(つうじゅんばし)について
熊本を走っていたら、通潤橋なる橋を見つけました。
国宝だそうです。
1854年に建てられた、農業用水を汲み上げるための橋で、三方を谷に囲まれた白糸台地に水が供給されています。
そして放水は大迫力です。
水路内の詰まりの解消などのために行われるそうですが、20mから大量の水が放水されます。
といっても、私が行った6月は通常通り農業用水に全て回されるため、放水はありませんでした。
橋の様子
車以外でたどり着けるのか、よくわかりません。
ただ、一応バス停はいくつか見かけました。
通潤橋ミエルテラスという元道の駅のような施設があるので、そこで駐車場は確保できます。
道の駅の看板がはがされたあと。
近くに道の駅通潤橋というのがあったので、移行したのでしょうか。
ここでも、お土産などは売られていました。
そこまで来ると、もう通潤橋は見えるのですが、近くまで行くには川を渡ってぐるっと回るので、徒歩5~10分ほどかかります。
橋の付近でも、稲作がまだ現役でやられているようでした。
水田には多数のオタマジャクシや、蛇まで見かけました。
近づいてくると、立派なアーチが実感できます。
下から見上げるとこんな感じ。
橋上に上がることも日によっては可能なようです。
とはいえ、土日に行ってやってなかったので、シーズン的なものなのか、それほど頻度は高くないのか…
農業をやらない冬場などだとやっているのかも?
これが放水に使われる口。
2つあいていて、ここからドバドバと流れるそうです。
布田さん
この通潤橋を計画・建設した布田さんの像もありました。
当時の町長的ポジションで、何とかこの地の農業のために立ち上がった人。
偉大なる先達ですね。
また近くに来ることがあれば、放水の様子も見てみたいものです。