久々の映画館。
画像は権利関係も分からないので関係ないものを。
多少のネタバレを含みます。
あらすじなど
小学校の学級新聞に4コマ漫画を描いてちやほやされていた藤野。
しかし、不登校の京本も4コマを掲載するようになると、その画力の高さに圧倒される。
卒業までの約2年間、ひたすら絵を描き続けるが6年生の途中で挫折してしまう。
しかし、京本の家に卒業証書を届けに行ったところ、たまたま会った京本本人から藤野の学級新聞漫画の大ファンだった、なぜ描かないのかと告げられる。
以降、二人は漫画家となってともに成長していく。
感想など
評判がいいということと、アニメ映画であるということしか知りませんでした。
原作は漫画のようですね。
私の感想ですが…
良かった点と悪かった点がちょっとずつあって、トータルでプラスマイナスがフラットな感覚です。
友情の話とか、シュレディンガーの猫みたいな部分があったなあとか、どちらがどちらを導いていたのだろうか…とか。
肯定的に書こうと思えばできますが、否定的にも書けるかなと。
映画感想の浅い私が点数をつけるなら60点くらい。
藤野と京本の絵に対する努力描写や、普通の小学校のシーンなどが逆に少し中年のセンチメンタリズムに響きました。
何かに没頭したことも、それを共有できる友達もいない私には眩しい話でしたね。
1時間映画について
映画といえばだいたい2時間くらいだと思います。
が、ルックバックは半分の1時間。
映画館のCMの時間も入れると、作品自体は1時間もなかったかな。
スタッフロールも4~5分はあった気がしますし。
集中力が衰えているのと、体調がいまだ悪い私には、1時間くらいが静かに座ってられるラインなので、ちょうど良かったですね。
タイパ重視…というのは、2時間楽しめるのがいいのか、1時間で感動できるのがいいのか、どっちがいいのか分かりませんが。
作品に寄るとは思います。
今作も「とはいえもうひと展開あるかな」というところで終わりました。
そのあっさり感は悪くないんですが、せこい話をすると、他の映画と値段がほぼ変わらないしなあ…というのもなくはないです。
ただ、60~90分でも全然問題ないとは思いますし、むしろ歓迎かな。