みんな大好き洞窟の話。
マントラ洞窟
前回記事にした石手寺の続きの話。
こちらの寺には、洞窟が掘られています。
本堂に向かって(確か)左手方向にその入り口があります。
これがマントラ洞窟。
重々しいトビラで封鎖されています。
中は石積み&手掘り風なトンネルです。
電気は引いてあるので、灯りも灯っていますがやや薄暗いです。
中は仏像を挟んで、片側1車線ずつの通路となっています。
入口は狭いのですが、人がすれ違うのは十分なスペースがあります。
猫の導き
そして、途中からは猫が導いてくれました。
カメラでは存在を捉えるのが大変でしたが、おそらく実体だと思います。
猫の動画はこちら(暗いです、見づらいです)
奥には「封印されし場所」みたいなものがありました。
行ってのお楽しみということで。
ちなみに寺の反対側へと通じていますが、何もない狭い道路に出ますのでご注意ください。
続く洞窟旅
その後、再び石手寺内を彷徨っていると、第二洞窟というのを発見。
寺務所の脇に、第二洞窟なるものを発見しました。
こちらは一切撮影禁止なので、文章のみでお伝えしますが…
第二洞窟は、閉所・暗所恐怖症の人は絶対に無理ですし、私以上に体格がいい人は無理です。
まず、入口の段階で「デブお断り」くらいに狭く、私くらいでも両肩が壁にこすれた状態で進むことになります。
ところどころ天井も低く、またこちらは灯りが全くない為に足元どころか自分の目の前に何があるかもわかりません。
清水寺などにある「胎内めぐり」なども真っ暗闇を歩きますが、あれは手すりを伝っていけば大丈夫。
石手寺の第二洞窟はそういうものが一切ありません(壁には常にこすれていますけどね)
しかも、らせん階段があったり、天井が低かったりとなかなか惑わせてきます。
ただ全体的には狭く、数分間(適当に)進んでいれば、奥までは何とかたどり着けます。
ちなみに奥にあるのは入口に写真もあった仏像。
それ以外には「フィーバーした仏像」(誇張表現無し)がいました。
そこから少しだけ迷いましたが、さらに進んでいくと、出口にたどり着きました。
巨大な白い仏像たちが立ち並んでいました。
この第二洞窟は、マントラ洞窟とは比較にならないくらいですね。
中で誰か潜んでいても、倒れていてもたぶん気が付かないことでしょう。
普通の参拝客同士だとしても、中に誰かいたらどうしたらいいか分からないですね…
八十八か所全部回った
前回の記事に書きましたが、工事中の三重塔には「お砂踏み」があったそうです。
これは「八十八か所の砂を集め、それを踏んで礼拝することで、お遍路達成とみなす」みたいな話です。
工事中のためできないのですが、代わりに「お砂撫で」があります。
砂袋を撫でまわせばいいようです。
お砂踏みは昔からあるようですが、今のタイパ時代にはうってつけですね。
感想まとめ
石手寺。
広大な敷地で起伏もあり、訪れてみても1時間程度では全体像は掴めませんでした。
洞窟が一番のインパクトでしたが、それ以外にもパゴダ、閻魔大王像、お砂撫で、猫など、様々な体験ができたように思います。
いろんな要素が詰め込まれていて、これまでの寺のイメージを変えてくれるいい場所でした。