藤子F不二雄作品のオールスターゲーム。
どら焼き屋経営シミュレーションというよりはオールスターゲームという印象です。
ストーリーとゲーム概要
ドラえもんとのび太が新しくできたどら焼き屋に行くと、店員ことおじいさんが怪我をして経営を諦めようとしています。
そこで2人は、おじいさんに代わってどら焼き屋を経営することに。
しすがちゃん、ジャイアン、スネ夫のいつものメンバーも加わって、どら焼き屋を始めました。
そして不思議な本が現れると、別の世界(藤子F不二雄の別作品)と繋がるように。
現れた人々(藤子不二雄作品のキャラたち)もどら焼き屋を気に入って、客として訪れるようになっていく。
お菓子づくりと施設拡大
手に入れた材料の組み合わせで、新しくお菓子を作っていきます。
どら焼きも何種類かありますし、まんじゅう、餅、アイス、ケーキなども作れるようになります。
それらをお店で販売してお金を稼いでいきます。
また、お菓子をさらに改良してコンテストに出し、競っていくことも。
ランクが上がると店が拡張できたり、新しい作品とつながったりできます。
そうしてどんどん店を大きくしていくのが目的です。
攻略のヒント?
お金、Fポイント、未来コインの3種について。
単に生き残る(経営し続ける)という意味での難易度は低めです。
毎日費用はかかるものの微々たるものであり、赤字になることはないでしょう。
後半になると一日100万円、3年目には1日800万円近い売上になったので、お金は余るようになりました。
つづらや(21エモンより)というホテル拡大に1億円くらい使いましたが、一番かかるのはそれくらいかな。
作品を手に入れるのにはFポイントが必要で、それを稼ぐのが大変でした。
こちらは施設利用で数ポイントずつ、コンテスト、お願いを聞くなどでまとまって手に入るので、後半になればだいぶ楽になりました。
更に、完全クリアのためには全ての施設を機能拡大する必要があり、それには「未来コイン」が必要。
未来コインはストーリーやトレーニングを進めるためのひみつ道具購入にも使うので、基本的に常にカツカツでした。
入手機会はFポイントより更に限られており、逆に終盤はまとまって手に入ることも少ないため、一番貯めるのに時間がかかりました。
動画はこちら
雰囲気は伝わるかな。
でもまだ本格経営していないところまで。
コンプリートしたけどあいつがいない
久しぶりにゲームをコンプリートしようと思い、2周プレイして全キャラクターを発見状態にしました。
1周目(1年間の経営)ではとてもクリアできず2周目に引き継ぎ。
更に1年経過後のエンドレスモードでクリアしました。
ランクも最大の10。
3年目の冬には2億円、Fぽいんとも28000ポイントくらいもらえました。
トロフィー的な要素もあります。
全てを制覇すると、この20体のトロフィーたちが建設可能になります。
そして一番最後はドラえもんの像が建てられます。
ただ、なぜかオバケのQ太郎がいないんですよね。
アニメ化もされ、藤子不二雄ミュージアムでもちゃんと大きめなフィギュアもありましたし…
このゲームで一番最初に繋がった作品はキテレツでした。
なので、オバQくらい有名なら全キャラクターコンプリートしたら最後に出てくるのかなと思ってましたが…
何かあったんですかね。
まあそれほどオバQも詳しいわけではないですが、一通りのキャラクターくらいは知っているので残念です。
ハットリくんはA側だから出ないのは仕方ないんですけどね。
感想まとめ
キャラクターは80体くらいいたのかな。
スマブラスペシャルと同じくらいでしょうか。
「エスパー魔美」で言えばエスパー魔美と高畑くんとコンポコの三体で一人のキャラクター扱いです。
「パーマン」は1〜4号が独立してますし、バードマンまでいました。更に4号は難易度の高い「出張店舗」の依頼を合計20回も打診してきます。
その辺のキャラの扱いと人気度合いとの兼ね合いは、直撃世代ではないのでよくわからないですね。
エスパー魔美は有名だと思ってるんですが。
あとは短編にしか出てこないウサギ(ヒョンヒョロ)などマニアックなキャラもいます。
最近、短編を買って読んだので知ることができましたが、けっこうやべーキャラでしたが、ゲーム内ではおとなしめ。
ドラえもんで言えば、ハルバルさんも大人しめでした。
欲を言えば、作品名とキャラクター名くらいしか分からないので、ちょっとした作品紹介くらい出してくれるとありがたかったですね。
原作を知っていると分かる小ネタも盛り込まれているので、私が知らない部分もあったのではないかと思います。
ただ全キャラのセリフが割と共通してる部分が多かったので、キャラごとに少し個性があるとなお良かったです。
総じて言えば、定価でも2000円ちょいですし、わらわらしていてなかなか楽しかったです。