6年ぶり2回目。
タイトルは「かね」ではなく「きん」と読んでください。
中尊寺の場所など
中尊寺は岩手県南部の平泉町にあります。
一ノ関駅からは車で20分弱、バスなら30分弱。
平泉駅という鉄道もありますが、駅から徒歩30分弱かかるので車が良さそうです。
駐車場は日曜日の午後は結構混んでいましたが、停められないほどではありませんでした。
確か普通車400円だったかな。
中尊寺ができたのは9世紀頃のお話。
その後、奥州藤原氏が栄華を極めた11世紀頃に中尊寺金色堂を建立したそうです。
なお、駐車場周りにあった蕎麦屋で食べた蕎麦は、ここ10年くらいで食べた蕎麦の中で一番まずかったです。麺も太いし、味もぶよぶよしていて汁も薄いし・・・
餅だけは美味しかったかな。
駐車場から登って行く
中尊寺金色堂は2024年で900周年だそうです。
それはさておき、駐車場から数百メートルを歩いて行く必要があります。
本堂まで560m、金色堂までは800m。
特に前半は上り坂ばかりなので結構疲れます。
道中は紅葉盛りでした。
木々も立派ですね。
途中には、ちょこちょこと休憩スペースやお土産屋などがあります。
奥州藤原氏に源義経が関わっていることもあり、お供の弁慶さん関連のものも。
それでもまだまだ半分以下のところでした。
そして500mちょっと、時間にして15分くらい歩く中尊寺に着きました。
金色堂の方が(個人的には)有名ですが、こっちが中尊寺の本堂です。
本堂の中では中尊寺の歴史がまとめられていました。
興味のある人は拡大してみてね。
金色堂に行く
さらに数百メートル進むと、金色堂(正確には覆堂)が見えてきます。
中尊寺金色堂は別料金で1000円かかるため、先にチケットを購入します。
また、こちらの建物では金色堂関連の展示などがされていました。
唯一撮影できたのがこちらのスペースです。
また、ジョジョの奇妙な冒険でおなじみの荒木飛呂彦先生が、金色堂900年を記念したイラストを描いていました。
仙台の方ですが、東北全体でいろいろ活動しているんですかね。
さて、チケットを手に金色堂に向かいます。
受付の人は全くこちらを見ずにスルーしてましたが、一応チケットは要るんだと思います。
こちらは中尊寺金色堂を守る覆堂です。
覆堂自体も重要文化財で、数十年前に建て替えられており、500年前に作られたものは別途移築されています。
金色堂の中は撮影禁止です。
なので、見た印象・感想ですが…
5.5m四方なので、金色堂という言葉から受ける印象と比べて小さいです。
中には菩薩3体(観音様など?)、地蔵菩薩6体、武力系の人など様々な立像が飾られています。
また、藤原基衡・清衡らの遺骨(ミイラ)もあるとか。
金色もそうなんですが、南洋にしかいない夜光貝を大量に使った螺鈿の柱が個人的にはかなり印象的です。
ちゃんと説明を聞いていると、成金が贅を尽くして建てたのではなく、みんなの平和・極楽浄土を目指して建てたということなので、少し印象が変わりました(真実は不明)。
なお、500年前の覆堂は、中に入って撮影も可能です。
感想まとめ
金色堂の奥には、松尾芭蕉記念碑や、能舞台などがあります。
こちらは1番奥にあった能舞台。
これは藤原氏は関係なく、東北を治めた伊達家が作ったそうです。
それにしても紅葉のピーク~終わりかけくらいの時期で、ちょうど良かったです。
余談
けっこう商魂たくましい寺なので、お土産も様々。
かりんとう饅頭が一押しらしいです。
ポケモン関連のお土産も。
駐車場の近くの「ららいわて」という店には、良いカエルキャラがいました。
ケロ平グッズも少しだけ売られていました。
缶バッジガチャはやっておきましたよ。
その他、ららいわての向かいには弁慶の墓があったので一応参っておきました。
立往生したのは別の場所のようですが、弔われたのはここだそうな。