説得力を得るために。
オガール紫波とは
商業施設、公共施設、合宿場所など含めていろんな施設が1ヶ所にまとまった複合施設(空間)です。
場所はだいたい花巻と盛岡市の間くらいにあります。
鉄道だと紫波中央という駅があるみたいですが、
いろんな行政・まちづくりの事例などで大変有名なところです。
国交省の講演資料がまとまっていました。
https://www.mlit.go.jp/common/001119423.pdf
私が聞いていた経緯としては、まちづくりを丁寧に進めていく中で、ひとつはスポーツを核に据えたこと。
バレーボールの国際試合、あとは車椅子バレーなどもできるようなプロ向け施設としてアリーナを整備したりコーチを揃えたりして、全国からバレーで人を呼んだとか。
それと並行して、町に必要な機能を集約して、楽しみながら暮らせるように駅周辺を再開発。
結果として商業・公共・スポーツ・宿泊などが集積したという話です。
(ただ、あくまで私の聞きかじりと適当にネットで検索した程度の知識です)
施設を見てみる
確かにたくさんの施設がありました。
こちらは町役場。
図書館。
アリーナ。
グラウンド(芝張替え中とのことでした)。
宿泊施設。
エネルギーステーション。
紫波マルシェ。スーパー的なもの。
パン屋。
居酒屋。
小児科。
専用らしきバスもありました。
ひとつの街を形成
施設を羅列しましたが、こうした施設は独立した建物もありますが、多くは長屋のように連なっています。
何棟かに分かれていますが、一体として開発されたもの。
建物の間には芝生スペースなどもゆったりと取られています。
また、周辺には新規開発したらしい、築浅っぽい住宅群がありました。
画一的ではないのですが、均整がとれています。
景観協定もあるので、高さや色、緑化面積など規定があるのでしょう。
所々にはベンチが置かれ、芝生と同様にゆとりを感じました。
感想まとめ
丁寧なまちづくりだなと感じました。
さすがは全国から視察が殺到しただけのことはあります。
吉本興業なども参画しているので胡散臭く感じる部分もありますが。
こういう街って私のような社交性のない人間には住みづらいイメージしかありません。
ただ、普通の家族や高齢者も含めて住む分にはいいところなんじゃないでしょうか。
特に、地方部はコンパクトシティ化していくしかないと個人的には思っているので、住空間も揃えた開発というのは良いことだと思います。
残念なのは、私が行ったのが日曜の16時頃という時間帯でほとんど人がいなく店もやっていなかったこと。
紫波マルシェ内に買い物客は何人かいましたが、それくらいでほとんどの店も閉まっていました。
たぶん然るべき時期(時間帯と曜日?)ならもっと賑わっていたのかも知れません。
例えば役場がやっているときや、合宿等団体の利用があるときなら。
まあ人に話すときに「実際に見た・行ったことがある」というのはかなりの説得力を持つことがあるので、経験的には良かったです。
おまけ。
大谷翔平がああなると、名前出して宣伝はできないんですねえ。