スポーツをやらない人の考えです。
最近、バスケの試合を何試合か見に行っています。
座席の値段を見ると、最前列は軽く1万円を超え、2~3万円ちかくになることも。
日本一や世界一を決める大会ならまだしも、普通のリーグ戦の途中でもそれくらいの値段がします。
とてもじゃないけど払えないので、せいぜい数千円の席までです。
さて、スポーツってよくわからないんですよね。
バスケも見に行ってみても、楽しめているかといえばそれほどでもありません、
なぜ行くかと言えば芸術鑑賞と一緒で「いつか何かわかるかもしれない」というだけ。
さてスポーツビジネス。
観戦客だけでビジネスとして成り立たせるのは、試合数をこなさないといけないですし、それにはもちろん広告宣伝費や会場費、スタッフの人件費もかかります。
それで座席料金も上がっていくし、グッズもかなり高いですよね。
野球のユニフォームは上だけでも1万円を超えてきます。
また、ビジネスとして成立するには競技人口が必要で、それには参入障壁を下げる必要もあります。
野球が難しいのはそこで、場所・人数・道具・時間など制約が大きく、だからバスケやサッカーに人気が寄る…なんてのは20年前くらいから言われてますね。
一方で陸上競技。
例えば100m走なんて、距離を正確にしなければただの「かけっこ」なので、どこでもできます。
かけっこをしたことがない人は、野球やサッカー未経験者と比べても相当少ないでしょう。
でも世界陸上やオリンピックを除くと、陸上などでリーグ戦もないですしねえ。
やっぱり戦術性がなく単調ということ最大のネックなんでしょうか?
スポーツの経験で言えば…
かけっこ(100m走やマラソン)やジャンプ(幅跳び)は分かるとしても、棒高跳びとか円盤投げになってくるとよくわからないですね。
そもそもフィジカルだけで競っていたものが、今度は全く身近にない道具を使い出すわけで。
ハンマー投げや槍投げをやったことがある人って、日本人の何%くらいなんでしょうか。
今までの人生でハンマーを投げる機会がなかったので、もしかしたらハマったのかもしれない。
という、スポーツに関してとりとめのない話でした。
ちなみに私は中学校の時に砲丸投げの弾を普通のボールのように投げまくって肩に激痛がした以降、何かを投げる競技が苦手です。
以前にも書きましたが、為末大さんに会ったときに「スポーツは社会性があるもの、エクササイズは単なる運動」みたいな話をしていたのが印象的でした。
そうなると私はスポーツ自体をしたことがないのかもしれません。
まあ筋肉だけあればいいんですけどね。