初めて乗った。
たまたま先日、千葉県の南の方に行ったところ、「水戸偕楽園君津号」という電車があることを知りました。
運行は2025年2月15日・16日のみ。
千葉県南部の君津駅から、茨城県の勝田駅までを一本で結びます。
途中、五井・蘇我・海浜幕張・西船橋と千葉県内をいくつか停まりますが、以降は一気に偕楽園駅まで向かう特急です。
(画像は下記サイトから拝借)
私の家からは戻ることになりますが、蘇我駅から乗車。
特急はE653系?と書かれていました。
顔は違いますが、私が子供の頃(約30年前)ってこういう小豆色とクリーム色みたいな特急列車ばかりでしたね。
座席は全て指定席で、グリーン車1両+普通6両の7両編成。
座席は普通の特急席と同じです。
一番特徴的だったのは、駅でも何でもないところで停まり、進行方向を変えること。
具体的には、まず南流山駅付近の何でもないところで停止します。
そして「進行方向が変わるので、皆さん座席を回転させてください」と言われます。
そうするとみんなで座席の下の方を踏んで、くるっと回します。
そのまま10分ほど停車して、再出発時は反対方向に向かいます。
そこからは常磐線の線路を使って水戸方面に向かうようです。
駅じゃないところで停まり、かつ途中で進行方向が前後入れ替わるというのは初めてだったので少し面白かったです。
たまたま後ろの席に誰もいなかったので、向かい合わせのまま足を延ばしてまったりと行くことができました。
そんなわけで、約2時間かけて偕楽園駅へ。
こちらは梅のシーズンしか電車が止まらない臨時駅だそうです。
でも駅ができて100周年だそうで、歴史はあるんですね。
なので、水戸駅にも偕楽園駅から電車で行けるのですが、ちょっと珍しい電車と言えるのかもしれません。
今年、たまたま知ったので乗ってみましたが、まんまと「直通なら乗って行ってみよう」というJRの戦略に乗ったことになります。
こういう臨時特急もたまに乗ってみると面白いですね。
なおちょっと愚痴。
君津(千葉)以外には平塚(神奈川)・高尾(東京)・川越(埼玉)などからも直通の臨時特急が出る予定です。
明日以降に記事にしますが、2月16日時点で梅は「一分咲き」と書かれていました。
体感的には一分どころか3%くらいしか咲いてなかったように思います。
他の地域はもっと後、路線によっては3月になってから臨時特急が出るので、恐らく見ごろなんでしょうね。
なぜ千葉県民は時季外れなのか…例年でも、2月中旬はまだまだみたいですしね。
まあ臨時特急って難しいんでしょうけどね。