やっぱり納豆。
天狗納豆について
天狗納豆の総本家は、水戸駅から徒歩10分弱のところにあります。
天狗納豆は私ですら名前を知っているので、水戸では結構有名だと思います。
創業は明治22年、130年以上前ですね。
会社名は「(株)笹沼五郎商店」で、「天狗納豆(株)」とは別会社だそうです。
(調べたけどルーツは同じ会社っぽい?)
1階はお店
店内に入ると、納豆の濃い匂いがします。もはや納豆の匂いかよく分からない匂いでした。
1階の道沿いの部分では、納豆が売られています。
納豆も厳選大豆や藁に入ったもの、パックのもの、納豆を使ったお菓子などがあります。
奥には工場見学スペース、2階は展示館になっています。
納豆なんでも展示館
天狗納豆自体は、水戸駅周辺のお土産店でも買うことができます。
ここに来たのは理由があり、納豆なんでも展示館というのが2階にあるから。
ここでは、納豆に関する情報が所せましと提示されています。
狭いのは本当に狭いです、だいたい20~30畳の広さでしょうか。
水戸の天狗納豆の歴史=社史が書かれていますが、納豆自体の歴史にも触れられます。
納豆の紀元は弥生時代ぐらいから。
煮た大豆を藁の上にこぼしてほっといたら糸を引くようになっていて、食べたら意外と美味しかった…みたいな話だそうな(想像も多分に含まれているでしょうが)。
今の時代で、食べ物が糸引いてたら怖くて食べられませんけどね。
その後、聖徳太子と納豆の関わりなどもあったようです。
納豆という言葉が出て来たのは鎌倉~室町時代。
江戸時代になるとより一般化し、町の中を「なっとー」と納豆売りの人が闊歩していたとか。
納豆に使う道具類。
納豆の食べ方。
そして家で納豆を作る人用の解説。
自分で発酵食品を作るのはちょっと怖い。
そんな感じの納豆展示でした。
狭いですが、納豆に関しての知識はコンパクトにまとまっていていいと思います。
感想
日曜日だったので工場はお休みと店員さんが仰ってましたが、こちらも無料でふらっと見学できるらしいです。
それにしても納豆を初めに食べたらしい弥生人は偉いですね。
そこから何千年と今に至るまで食べられています。
そして体にいいし、何より値段も安い。
これからも納豆には頑張ってほしいと思います。
そして、藁納豆を買い忘れました。