会期は2025年4月6日まで。
森アーツセンターギャラリー
開催場所は森アーツセンターギャラリー。
いつも迷いますが、最寄り駅は六本木になるんですかね。
六本木ヒルズの森タワー53階です。
毎回、ここに住んでいる人がいるというのも驚きですが、こんなに人がいるところに住みたいとも思わないかな‥
ちなみにミッドタウン八重洲にも行ったのですが、昼前はガラガラでした。
前に、ディズニーのイマーシブムービーを観に行ったところですかね。
時間指定で予約してましたが、そこそこ並ばされました。
12時予約のところ、並ぶこと15分ほどでようやく入場。
スマホで事前にチケット買っていても、結局窓口で交換作業があるので時間がかかります。
エジプト文明
ニューヨークにあるブルックリン博物館より、いろいろ持ってきたそうです。
さて内容。
エジプト文明といっても、範囲がかなり広いです。
紀元前3000年〜紀元後くらいまでを指すので、ざっと30世紀分。
5000年前の物事が残されているというだけで、改めてすごいですね。
その頃の日本は縄文時代でしょうから、ぎりぎりウガウガ言ってた時代を超えたくらいでしょうか。
壺や腕輪、アクセサリーなどは現代にも通じるような印象を受けました。
エジプト文明の象形文字。
こういった石像も滑らかに残されています。
日本の仏像はだいたい割れたり欠けたりしてますもんね(廃仏毀釈等の影響もあるかと思いますが)。
これはどこまでが復元なんでしょうか?
まるでマッキーで描いたような絵。
エジプト人の髪形はこういうおかっぱ型が多いですが、これらはカツラだったそうです。
壺に変な顔がありましたが、これも何か神様の顔だそうです。
こちらはエジプトのテーブル。
IKEAで3000円くらいで売っててもおかしくない気がします。
何となく申し訳なさそうな顔の神様。
目。
このアクセサリーもいいですね。
誰かの像。
やたらとつるんとしていて「3Dプリンターで作りました」と言われても信じてしまいそう。
こちらは大きさが分かりにくいですが、指輪サイズ。
細工もかなり細かいですね。
こういうアクセサリーも色鮮やかです。
細かいものだけでなく、石板なども残されています。
動物(神様含む)も結構いました。
アヌビスさん。
カエルだそうです。ちょっと丸さが足りないけど、あっちの方にいるカエルってこういう毒々しい色してそう。
猿と魚。魚が丸っこくてかわいい。
ボケちゃってますが、青いカバ。
お墓に一緒に供養されていたようです。
足を切り取られていますが破損ではなく、足が死者を傷つけないようにわざと削っているとか。本当かしら。
バステト神…じゃなくてネコのミイラ?って書いたあったような。
エジプトといえばミイラ。
展示の最後は死の世界。
ミイラの作り方ビデオも上映されていました。
ミイラは内臓を取り除きますが、それぞれの臓器を決められた壺に入れるルールがあったそうです。
それ以外の部分はどうしてたか分かりませんけどね。
こちらがミイラが入っていた棺桶。デザインがすごいですね。
感想まとめ
取り留めもなく画像を貼り付けてきました。
繰り返しになりますが5000年前のものがこれだけ残っているというのが凄いです。
またアクセサリーや細工も細かいです。
ミイラの製造などを文明と言うのか分かりませんが、復活を目指してミイラ化し、(今回はいなかったけど)現代まで腐らずに残っているというのもロマンとある種の恐怖(畏怖)を感じます。
ピラミッドに関しては写真を貼りませんでしたが、やはり巨大さは素晴らしい。
エジプト旅行計画がとん挫して5年経ちますが、一度生で観てみたいなと思い直しました。
最近はVRでエジプトに行ってきましたが、やはり生で行こうかなあ。
でも高くなってるだろうしなあ。
最後はスカラベ。
いわゆるフンコロガシで、個人的にはいまいちなクソを転がす程度の存在と思ってましたが…
当時の人たちからは、糞から卵が孵って幼虫が出てくるのが、生命を作り出す神のようなものとしてあがめられたようです。
物事の見方は多様なんだなあと改めて思いました。