というわけで乗ってきました。
東京駅:21時50分発
前に予告をしていましたが、唯一定期で残る寝台列車である、サンライズ瀬戸に乗ってきました。
ちなみに同じように終電で高松を目指そうとすると、20時21分に東京を出て、0時53分に高松に行くことができます。
東京駅に21時00分ころに到着するように家を出ました。
夜に電車に乗って出かけるなんて、何年ぶりのことでしょう(朝型なので)。
日曜日の夜の東京駅はどんな感じかなと思いましたが、普通に人が多かったです。
さて、サンライズは9番線から出発します。
確かに方向は東海道線と一致するから合っているのかもしれない。
ただ東京から東海道線に乗ったことはほとんどないので、ホームに立ったのも初めてかもしれません。
サンライズの車両案内なんて貼ってあったんですねえ。
だいたい21時25分くらいにホーム入りするらしいです。
カメラを構えてわくわくした少年たち(年上)がたくさんいました。
車両の様子
動画で撮っていたので入ってくる画像はなし。
こちらがサンライズ・エクスプレスのロゴです。かっこいい。
14両編成で、岡山駅で7両ずつに分離。
片方はサンライズ出雲として出雲市駅方面へ、片方は私が乗るサンライズ瀬戸として高松駅方面へ。
外から、他の人の部屋を撮っていきます。
こちらはB寝台のシングルだと思います。私が乗ったのと同じっぽいので。
こっちはツインの部屋。
ベッドが細い…?
空き部屋があったので、中から撮ってみましたが…
これは二段ベッドなんでしょうか?
部屋の様子
改めて中の様子。
中に入ると、2階層に分かれています。
私は今回、下層でした。
グリーン席などは2階建ての普通列車もありますが、それに近い感じで下っていきます。
これが部屋の様子。最大に引きで撮っています。
下からなので、目線がほぼホームの床と同じ高さ。
盗撮気分ですね。外からも見えてるんですけどね。
部屋には頭側と脚側のライトのオンオフ、エアコン、ラジオ(休止中っぽい)、目覚まし時計がありました。
後は大事なSOSボタン。
ドアとベッド以外は、靴を置いたら終わりくらいのスペースしかありません。
頑張ればキャリーケースも置けるかな。
あとは、コンセントもひとつ備えられています。小さいテーブルとゴミ袋も。
アメニティとしては、スリッパ、パジャマ、枕&薄い毛布もありましたが、パジャマでは寒そうなので自分の服のまま寝ました。
身長165㎝の私には、縦は十分です。
部屋に貼ってあった車内のマップ。
3号車と10号車にシャワーがあるらしい。ラウンジも同じ号車に。
ラウンジに自販機があるそうですが、食料品はありません。
駅弁と迷いましたが、売切れも多そうなので事前にコンビニで買い込みました。
ゼリーが多い‥
ちなみに部屋の外に出るときは、4桁の暗証番号を登録します。
毎回違う番号でも可能。忘れないようにね。
ラウンジには行かず
いや、本当は私も車内探検をしたかったんですよ。
ただ、電車内は想像以上の狭さでした。
この幅ですからね。
肥満児が歩いていた場合、テトリスだったら消されています。
しかも結構足音も響くので…
私が乗っていたのが7号車で、ラウンジが3号車か10号車。
これを3両分歩くのは危険と判断し、部屋に戻りました。
シャワー自体も、家で風呂入ってきたからいいかなと。
走行中
東京から、横浜、熱海、富士などに泊まります。
乗り込む駅としては、浜松駅(午前1時12分)が最後っぽいです。
ただアナウンスは23時頃の次は熱海~というところで終わりました。
逆に言うとそれまでは部屋の中までアナウンスが都度入るので、おちおち寝ていられません。
以降は、翌朝の岡山到着(午前6時頃)までアナウンスはなくなります。
音はそれほど感じませんでしたが、振動が厄介。
たぶん上の階?の人の足音らしきものも結構聞こえました。
逆に音は下層にいるのもあってダイレクトに来るかと思いましたが、思ったよりはありませんでした(普通の快速電車くらい)。
ただやっぱり神経質な私が安眠できるわけもなく。
23時30分就寝→0時30分起床→1時起床→3時起床 みたいなスケジュールでした。
外を見ようにも、下層は低いから大半が壁でしたし、真っ暗過ぎてよく分からないですしね。
翌朝~到着
そして翌朝。
予告通り、岡山駅到着前の6時8分頃にアナウンス。
岡山駅で切り離しをするのでよろしくね、とのこと。
岡山駅着は6時27分なので、少し早めのアナウンスですね。
そして切り離しのシーン。
ここからは出雲組の方々とは別れます。
みんな見に来ていましたね。
しかし、瀬戸組の我々は先に出発するのですぐに車内に戻ります。
停車時間は4分ですが、実質外にいたのは2分くらい。
そして瀬戸組は、瀬戸大橋を南下して四国に渡ります。
こちらが瀬戸大橋の途中の写真。
朝日がよく見える環境で良かったですね。まさにサンライズ。
でも瀬戸大橋って案外短いですし、景色が見えるところはそれほど長くありません。
そしてジーンズで有名な児島駅や坂出駅に泊まりつつ、7時27分に予定通りに到着。
約9時間半、定時運行できるってすごいですねえ。
というわけで、さぬきうどん駅に到着しました。
感想
初めての寝台列車でしたが、率直に言えば疲れました。
私のように神経質な人間が乗るにはちょっと揺れたり音がしたり。
そもそも、普段は21時30分~22時に寝ている私にはちょっと寝始めるまでが遅いですしね。
お値段もB個室シングル+乗車券で2万円超えてますし…
高級な夜行バスの方がいいかもしれないし、新幹線がいいかもしれない。
私が次回、高松に行くならおとなしく飛行機を使おうと思います。
ただ経験としては面白かったので良かったです。
時間を効率的に使うという意味でも使えますし、今回のような0泊2日の旅行も可能になるのは良いと思いました。
余談
1つ学んだこと。
東京駅に行く前の地元駅からSuicaで入ったんですが、高松駅で出ようとしたらエラーでストップ。
駅員さんに聞いたところ「201㎞以上の場合、電子決済はできません」とのこと。
今までそんな大移動をSuicaでしたことがなかったので、知りませんでした…
さらに「現金でお願いします」と言われてしまったので、11000円くらいをキャッシュで払うことになりました。持ってて良かった現金。
お手数をおかけしましたが、勉強になりました。