Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は「デバッグ彼女」です。
ノベルゲームでもあり、アクションゲームでもある。
ストーリー
大学生の江口君が主人公。
高校時代にゲーム制作をして一躍人気者だったが、今は単なる鬱屈とした大学生。
たまたま中古ゲームショップで同じゲームを狙っていたのが、高校の同級生だった佐倉くるみ。
彼女は高校時代にアイドルをしていて、ゲーマーでもある存在だった。
佐倉は姉の死を、江口君が作ったゲームをプレイすることで乗り越えており、もうゲーム制作はしていないのかと尋ねる。
すっかりゲーム制作をしていなかった江口だったが、佐倉からの応援もあってゲーム制作を再開することに。
一か月後に迫ったインディーゲームのイベントに出展するため、江口君が制作全般、佐倉はデバッグプレイをする役割を分担し、ゲーム制作を進めていく。
ゲームについて
江口君と佐倉の会話シーン(ノベルパート)と、デバッグプレイをするアクションゲームの2つのパートで進んでいきます。
実際の制作は江口君が勝手にやってくれ、私ことプレイヤーは佐倉視点でデバッグをプレイします。
江口君のゲームは、横スクロールアクションで、装備やスキルなどの要素があります。
操作自体は普通のアクションゲームです(ゲーム内ではスマホゲームらしい)。
しかし、ゲーム内にはいくつかのバグが点在しています。
佐倉(私)はそれをプレイする中で発見し、指摘していくゲームです。
例えば、床の上に判定がなくなって、落下してしまうシーン。
ゲーム内でカーソルを操作して、バグが発生している箇所を指摘します。
それがバグだと、うまくデバッグできたことになります。
動画はこちら
第1回は、ストーリーで書いたような感じで、ほとんど会話パートのみ。
第2回でデバッグ要素が出てきます。
感想
発想としては面白かったです。
デバッグなんてそもそもやったことがないですが、要は粗探しなので、ある程度得意です(特に職場において)。
ただゲーム制作のノウハウがないので、どういう視点で探すか、ヒントがないとその辺がよくわからなかったですね。
あとは動画中でも言ってるんですが、ゲーム上のバグではない本物のバグも一部発生したので、そのあたりが難しい。
誤字脱字もバグだと指摘するゲームに誤字脱字があっちゃいけないですが、それも何か所かありましたしね。
アクションゲームのシステムが普通に面白かったです。
もう少し洗練されて、アクションがスムーズに行えれば結構これだけでも面白くできそう。
ストーリーについて。
佐倉さんは最初から最後まで割とちょろい感じで、まあこうなるだろうなあというストーリーから全くぶれませんでした。
普通にやったらハッピーエンドでした。
ただ、全部のバグを発見したわけでもないですし、好感度MAXにもできていないはずなので、もしかすると更なる真エンディングがあるのかもしれません。
個人的には、時間にルーズな人とはあまり関わらないようにしているので、佐倉さんとも江口君とも距離は取りたいですが…
全体のプレイ時間は3時間くらいだったかな。
デバッグプレイで全部見つけようとするともっと時間がかかると思いますが、だいぶ妥協しました。
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