古くは豊臣秀吉が開発した歴史のまちでもあります。
そんな長浜の「黒壁スクエア」に行ってまいりました。
期待していませんでしたが、非常に楽しいまちでしたよ。
- 黒壁のまち が出来上がった
- おしゃれに生まれ変わった場所も
- 観光前に、長浜浪漫パスポートをGETしよう
- 「曳舟祭り」はユネスコ無形文化遺産
- フィギュアの博物館・海洋堂ミュージアム
- がっかり?日本一の万華鏡
- 期待をはるかに超えて楽しかった!
黒壁のまち が出来上がった
「黒壁スクエア」という観光スポットを知っていますか?
名前は全国的にも有名で、観光振興の先進事例としてもよく紹介されます。
元々は、「黒壁」の歴史的建造物の多いこのエリアに、
市と民間企業が出資したいわゆる第三セクターが新しい機能をもたらしたもの。
最初は黒壁銀行と呼ばれた第百三十銀行の跡地を「黒壁ガラス館」に改装。
その後も次々と建物を買い取っては改装し、カフェやレストラン、工房などに変えていきました。今では30軒くらい手掛けたと聞いたような。
これが黒壁ガラス館です。思ったより黒くないですね。
中は二階建てで、ガラス製品がびっしりと売られています。
綺麗な細工が多くて見ているだけで楽しいです。
お土産購入にも最適な場所。福袋的なものが売ってたので買ってみました。安いし。
ここは小売店ですので、入場料は無料です。
おしゃれに生まれ変わった場所も
黒壁、歴史的建物というと「和」や「小京都」的なイメージですが、
けっこうおしゃれスポットも点在しています。
例えばこんなパラソルカフェも。
洋菓子なども売られていますし、イタリアンレストランなどもありました。
観光前に、長浜浪漫パスポートをGETしよう
長浜浪漫パスポートというものがあります。
これは市内の施設5か所に入ることができ、飲食店の割引なども受けられるもの。
例えば後で紹介する海洋堂ミュージアムは800円かかります。
その他の施設も300~600円くらいするところもありますので、
2~3か所回れば元が取れる計算になります。
ガイドマップなども付いてますので、買った方が良いでしょう。
「曳舟祭り」はユネスコ無形文化遺産
長浜の伝統として「長浜曳舟祭」というお祭りが4月に行われています。
これが2016年、ユネスコの無形文化遺産に認定されています。
黒壁スクエアには、「曳舟博物館」があり、「曳舟」が展示されています。
あまり知らなかったのですが、名前の通り、舟の形をしていました。
これを引っ張ったり、子どもが歌舞伎を演じたりするそうです。
高さは5mくらいあるのでしょうかね。
細工も結構凝っていて、これを引っ張ると考えると山車以上に凄そうでした。
フィギュアの博物館・海洋堂ミュージアム
チョコエッグなどフィギュアで有名な海洋堂のミュージアムもあります。
まだ子供だったころ、私も一時期チョコエッグを集めており懐かしかったです。
このウサギやトリ達は、姪っ子のおもちゃとして今でも活躍しています。
何体かは破壊されてしまいましたが…
他にも初音ミクやエヴァンゲリオン、北斗の拳などのアニメ系や、
※長浜浪漫パスポートで入ると、入場者プレゼントのフィギュアは貰えません。
がっかり?日本一の万華鏡
ふらふらと黒壁内を歩いていると、「日本一の万華鏡」なる案内が。
通りを外れて進んでいくと、フリーマーケット開催中(うろ覚え)との文言も。
やや失礼な言い方かもしれませんが、
フリマというよりは、戦後の闇市といったイメージの場所へ。
店は古く売り物もいつのモノか分からないおもちゃなどが並び、
お店の人はいるものの商売っ気があるのかないのか分からない。
数十メートル進んだ先に、万華鏡がそびえ立っていました。
確かに万華鏡としては大きいのかもしれません。
というより、あの手に持つ筒状のモノしか見たことありませんしね。
これは下から覗き込み、手動でハンドルを回すと中で模様がくるくる回るもの。
素敵な万華鏡をイメージして行ってはがっかりです。
まあ手作り感・味のあるモニュメントだと思いますし、確かにでかい。
期待をはるかに超えて楽しかった!
1~2時間のつもりが、3時間強くるくる回っていました。
過去と現代が交錯しており、面白い町だなと思います。
ガラス工芸体験なども充実しているようでしたので、
一日かけて楽しむにも十分だと思います。
城と黒壁スクエアを合わせるのもお勧めです。
グルメもけっこう特徴がありますので、それはまた次の機会に。