読書感想文
年末年始の暇および無料体験ができるということで、Amazonのオーディブルに手を出してみました。
「ニューロマンサー」 ウィリアム・ギブソン 著 SFの有名作品。 SF自体をあまり読まないのですが、年末年始で家にこもるために買ってみました。 買ってみたのはいいんですけどね… ニューロマンサーのあらすじ ハイテクでダークな世界 世界観と用語がさっぱり…
「最強の教養 不確実性入門」 私の好きではない「最強」と「超」が入ってますが、Kindle Unlimitedで(実質)無料でしたので読んでみました。
「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う」 尾形真理子 試着室では、対応している店員さんを待たせたら悪いなくらいしか思ったことがありません。
「現代語訳 論語と算盤」 渋沢栄一 (守屋淳訳) 渋沢栄一といえば、2024年から1万円札になる実業家。 しかし名前程度しか知らなかったので、教養の一環として読んでみることにしました。 ちなみに書物として書かれたのではなく、講演録だそうです。それす…
「やめてみた」 わたなべぽん 著 やめたい…けど、またやっちゃった…やらなきゃ生きていけない… でももうボロボロ…これで最後に……いや、あと一回だけ… ↑そこまでの経験はないんですけどね。 この本もそんな重たい話ではないです。 本の概要 感想 将来の夢は「…
「カスタマーサクセスとは何か?」 弘子ラサヴィ 著 マーケティングに対してそれほど理論的な知識がありません。 まあそういうキャリアにいなかったのですが、それは言い訳として。 カスタマーサクセスを直訳すれば「顧客の成功」。 ただ、それだけでは意味…
今週のお題「読書感想文」 今にして思えばですが、そもそもこのブログは読書感想文をメインコンテンツにしようと考えていました。 立ち上げ時から「雑記」をうたってはいたものの、それは読書感想以外の記事を書いたときの言い訳に近い感覚。 そんななかで、…
「ロミオとジュリエット」 シェイクスピア著 中野好夫 訳 これまた超有名作品ですが、舞台・映画も観たことありませんし、内容もほとんど知りません。 「おおロミオ、あなたはどうしてロミオなの」みたいなセリフだけ聞いたことがありますが、それが何なのか…
「青くて痛くて脆い」 住野よる 著 青春は青い春と書くように、青さというのは若さの象徴でもあります。 それは大人というか気力や体力を失った老いた身から見れば「痛い」とも取れますし「脆い」とも取れます。 そう考えると、私は若い心身であったことがな…
「四畳半タイムマシンブルース」 森見登美彦 著 アニメ化もされた「四畳半神話大系」に続く作品で、登場人物などもほぼ同じ。 なお、「サマータイムマシン・ブルース」という作品が原作になっており、その内容の舞台をお馴染みの京都・下鴨幽水荘(下宿先)…
「カラフル」森絵都 著 高校生が選んだ読みたい文庫No.1であり、大人も泣ける青春小説であり、累計100万部売れているそうです(本の帯より)。 ネタバレしますが、読んで10ページでオチは分かるので遠慮なくネタバレを書いていきます。 あらすじと登場人物紹…
シェイクスピアといえば、劇作家界の最大の有名人でしょう。 彼の4大悲劇「マクベス」「リア王」「ミュージカルテニスの王子様」「ハムレット」も、名前だけなら私も知っています。 しかし、中身を全く知らないため、教養として一度触れておきたいと思って…
「赤毛のアン」 モンゴメリ 教えておじいさん、教えておじいさん あれ、これは何だっけ。
「星の子」今村夏子 著 幼い自分を健康にしたことから、宗教にハマった両親と暮らす少女の物語。 2020年に芦田愛菜さん主演で映画化されるそうです(撮影できてるのかな)。 芦田愛菜さんってポニョじゃない方でしたっけ。 星の子のあらすじ 伏線のようで消…
「食堂かたつむり」 小川糸 著 作家さんの名前は知っていましたが、読んだことはありませんでした。 たまたま本屋で平積みになっていた時に、私が自主的に「ちょっとでも気になった本は買う」キャンペーンを実施していたので、買ってみました。 食堂かたつむ…
「ファントム・ピークス」 北林一光 著 「ファン・ピー」を知っていますか? 知らない! 自粛中の本屋さん支援の一環として、「ちょっとでも気になった本は買う」キャンペーンを実施していたので、裏表紙も見ずに買ってみました。 宮部みゆきさんが絶賛して…
「流浪の月」 凪良ゆう 著 買ってから読むまでの間に、たまたまネットを見ていたら、この本のWEB広告が流れてきました。 こんな画像です。 この時点では、かなり嫌な予感がしたんですよね。 映画のTVCMで、試写会を終えた人たちの「ほんと感動しました!」「…
「熱源」 川越宗一 著 19世紀末~20世紀の北海道を中心に描いた作品。 最近、アイヌに関する本をよく読んでいますが、今回は小説です。 ですが、アイヌ民族に関する本というよりも、もっと広い人間の本といった感じです。 ページ数は426ページ、読むのにだい…
「南総里見八犬伝」は教科書にも出てくる物語で、特に千葉県民はご存知かなと思います。 千葉県が舞台の作品としてはそこそこ有名(だと思う)です。 ただ、イマイチ内容を知らなかったんですよね。 同じ千葉県(鴨川市)が舞台となった「輪廻のラグランジェ…
「夫以外」新津きよみ 著 独身であり男性である私ですが、今回はじゃあ関係なさそうなジャンルを読んでみようと。 本の帯には『「夫さえいなくなれば…」一度でもそう考えた事のあるすべての方へ!」と書かれています。 不倫の話だけではないです 描写が分か…
雪まつり以降、アイヌについて少しですが勉強しています。 前にも書きましたが、私はサムライスピリッツのナコルル以外にアイヌを知りませんでしたし、シャクシャインの名前は歴史の授業で習ったなあくらいの認識しかありません。 「アイヌ学入門」感想 アイ…
「生き抜くチカラ ボクがキミに伝えたい50のことば」 為末大 著 ほとんどスポーツ知識のない私でも知っている数少ないアスリート(オリンピアン)である為末大氏。 他に分かるのは、室伏広治、高橋尚子、吉田沙保里、北島康介くらいでしょうか。 為末選手と…
「妖し」恩田陸、米澤穂信、村山由佳ほか計10名 著 読書感想記事を書くのも久しぶりです。 今回は、冬の季節には合わない、ホラーというかダークファンタジーというか。 英語では逆にぴったりの用語が分かりませんが、日本語ではタイトル通り「妖し」な小…
「ビッグ・クエスチョン <人類の難問>に答えよう」 スティーヴン・ホーキング著(青木薫 訳) 車椅子に乗った天才ホーキング博士。 難病にありながら研究を続け、2018年に逝去されました。 彼の凄さというのは物理学上の知識が必要なので正直なところよく分…
「日本のシンドラー 杉原千畝の半生 ~ナチスからユダヤ人を6000人救った男~」 みのごさく 「千畝」は「ちうね」と読みます。最初は読めませんでした。 タイトルでほぼネタバレですが、簡単に感想などを。 杉原千畝についての本 杉原千畝という英雄 本とし…
「最後の医者は桜を見上げて君を想う」 二宮敦人 Kindle Unlimited(月額980円読み放題)が最近有効利用されていませんでした。 加えて、あまり小説を最近読んでいなかったので、両方の条件が満たす本作を手に取って(ダウンロードして)みました。 今回は感…
「文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る」 松原隆彦 物理学を学校で学んだことがないので、いまいちピンときていません。 天文物理、理論物理、実験物理などいくつもジャンルがあるようですが、個人的には物理学が最強の学問ではないかと考えてい…
「統計学が最強の学問である」西内啓 統計学の基本の考え方と必要性 難クセつけようと思えばいくらでも 「最強」本はイマイチである 統計学を学ぶには、専門書の方がいいかもしれません
「煩悩フリーの働き方。」 小池龍之介 著 働き方と書いてありますが、いわゆるビジネス書とは少し違います。 一言で言えば、精神的安定ということですかね。 小池龍之介という坊さん 3つの煩悩。欲・怒り・迷い 他人は自分を映す鏡である 今に集中すること …