良し悪し。
フライヤーについて
読書好きな方は知ってるかと思いますが、flier(フライヤー)はビジネス書の要約サイトです。
1冊10分で読めるということで、タイパ世代には人気(?)のようです。
会社の福利厚生で使えることを急に思い出したので、試しに使ってみることに。
フリープランなら読める本に制限がありますが無料。
もっと読みたければ月額550円、読み放題は2,200円だそうです。
公式サイトによると、3000冊以上が登録されているようです。
また、毎日1冊は更新されているそうです。
本の概要は3つの箇条書きにまとめられます。
その後、もう少し内容に踏み込んだ形で要約文が書かれています。
全部合わせても、読むのに10分くらいでしょうか。
また読んだ本の量、ジャンルなどは統計データとして振り返ることも可能です。
これはいい機能。
あとは、本ごとにメモを簡単に残せ、簡単に見られるのはいいですね。
どのみち10分の要約から得られる学びや気づきはそれほど多くはないので、数十文字くらいの簡易メモで十分です。
感想まとめ
10分って長いようで短いようで。
例えば本ブログ記事はどんなに丁寧に読んでも3分、流して読めば1分もかからない文量です。
ビジネス書は、ボリュームや専門度によって大差ありますが、だいたい読了までの所要時間は数時間かかるでしょう。
その上で、要約すると10分で読める分くらいには十分まとめられるでしょうから、そういう意味では効率的なサービスだとは思います。
ただ、あくまで要約は要約です。
何のために数時間分の文量が書かれているかと言えば、それはしっかりと理解・共感を得たいから。
気になった本はきちんと原作を読んだ方がいいですね。
そういう本との出会いを求めるにはいいかなと思います。
また、話題の本やキーワードについて、「あれって⚪︎⚪︎だよね」くらいの薄い話をする分には充分かなと思います。
ただ、仮に自腹で有料(月額2,200円)を払うなら、AmazonのKindle Unlimitedかオーディブルを使うかなあ…(使い方が異なることはわかってますが)
ビジネス書って小説以上に玉石混交ですし、あくまで知らない他人の要約ですからね。