G-log 日々思うこと

GOです。雑記ブログなので、散らかしています。日々思うことをつらつらと。ひとり旅もする。千葉県民・会社員・30代前半です。仲良くしてね。

【漫画】「刃牙道」最終巻を読んで、刃牙シリーズに思うこと

この夏、「死刑囚編」がアニメ化された「刃牙」(ばき)。

コミックスでは、「刃牙道」という事実上「第4部」が終了しました。

初代「グラップラー刃牙」から一通り全部読んだうえで、思うこと。

※ネタバレといえばネタバレも含みますが、まあ気にするほどでもないかと思います。

 

<目次>

 

刃牙シリーズの歴史

少年チャンピオンで1991年に連載がスタートした格闘ファンタジー漫画です。

最初は「グラップラー刃牙」として始まりました。

タイトル(≒部や章と考えればいいかと)だけ並べると、

1.グラップラー刃牙(42巻)

2.バキ(31巻)

3.範馬刃牙(37巻)

4.刃牙道(22巻)

となっています(外伝などは除いています)。

括弧内はコミックスの数です。

 

おおまかなあらすじ

東京ドームにある「地下闘技場」。

そこは表の世界とは異なり、「最強」を目指す男達が己の体を武器に、

日々戦いを求める裏の世界だった。

そこでチャンピオンになっているのが、主人公の範馬刃牙。

 

彼の父親・範馬勇次郎は、「地上最強の生物」や「オーガ(鬼)」と呼ばれ、暴力で全てを勝ち取っている男だった。

そんな父親に刃牙は母親を殺されており、いつか父を倒すことを目標に強さを求めていた。

 

そんな刃牙には、空手家、柔術家、プロレスラー、ヤクザ、獣、死刑囚、蘇った原始人などの強大な相手が襲い掛かる。

戦いながらも、友情も育み、成長していく刃牙。

父・勇次郎との闘いも「判定勝ち」のような形で勝利を収める。

 

最新の刃牙道では、蘇った剣豪「宮本武蔵」が相手。

史上最強の剣豪に、刃牙の友人たちも次々と挑むが、命を落とす者も現れた。

そんな中、刃牙は地下闘技場で宮本武蔵に決闘を挑む…

 

刃牙道・最新刊(22巻)のネタバレ感想

上では超・ダイジェストでお送りしていますが、全部で100巻を超える大ボリュームです。

地下闘技場で、宮本武蔵に対峙する刃牙。

 

決着を言うと「突然乱入したババアが宮本武蔵にキスをして終了」です。

読まないと何のことか分からないでしょうが、実際に「突然乱入したババアが宮本武蔵にキスをして終了」です。

一応、もう少し説明を加えると、クローン技術で蘇った宮本武蔵の肉体に宿る「宮本武蔵の魂」を、ババアがキスによって抜き取り、天に返した(肉体のみ残った)」というものです。

つまり、「予想外で劇的な結末、もちろん悪い方に」な終わり方です。

 

刃牙VS勇次郎の決着は「勇次郎が妄想で作った味噌汁がしょっぱかった」ので、勇次郎の負けという、文章では意味の分からない決着でした。

ただ、漫画で読んでいても意味が分かりませんでしたけどね。

それと同じくらい、スッキリとしない終わり方です。

 

それで刃牙道が終わりではありませんで、最後の最後にいきなり「歴代最強の相撲取り・野見宿禰(のみのすくね)」の話が始まりました。

相撲取りは、初代の「グラップラー刃牙」では横綱が少しだけ出てきましたが、

割とあっさりと勇次郎にやられて以来、登場していませんでした。

恐竜と渡り合った原始人のピクル、歴史上最強の剣豪・宮本武蔵の次に、

「石炭をダイヤモンドに変える超絶握力の相撲取り」が出てきたところで、どれくらい面白くできるんでしょうかね。

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好きなキャラクター・好きではないキャラクター

このままいくと愚痴だけで終わってしまうので、好きなキャラクターでも書こうと思います。

私は若手よりはベテランが好きですし、パワーキャラも好きなので

範馬勇次郎、ビスケット・オリバ、郭海王、花山薫あたりが好きでしたね。

反対に、お調子者がそんなに好きではないので、愚地克己、鎬兄弟、ガーレン、ゲバル、死刑囚達、その他の海王達などは、そんなに気に入りませんでした。

あまり人気のない主人公の刃牙は、好きでも嫌いでもなく。

 

名言もある刃牙シリーズ

もはや格闘ファンタジーから格闘ギャグ漫画と捉える人もいる刃牙シリーズですが、名言だなあと感じるセリフがいくつかあります。

主に主人公の父・範馬勇次郎のセリフです。

最初の頃は狂暴凶悪なおっさんでしたが、後々は父親らしさも見せたり、お茶目な一面を見せたりと、少しだけまともなおっさんになりました。

 

①食とは

防腐剤…着色料…保存料… 様々な化学物質 身体によかろうハズもない。しかし、だからとて健康にいいものだけを採る。これも健全とは言い難い。毒も喰らう 栄養も喰らう。両方を共に美味いと感じ血肉に変える度量こそが食には肝要だ。 

範馬勇次郎が、息子・刃牙に投げかけた言葉。

健康食が流行っていますが、果たしてそれだけでいいのか(いや、良くない)という反語ですね。

過度に気にし過ぎることなく、きちんと目の前の食に向かい合い、美味い物を摂ることが大事なのでしょう。

 

②禁欲とは

禁欲の果てにたどり着く境地など 高が知れたものッッ

同じく範馬勇次郎が、刃牙に投げかけた言葉。

ただし、シチュエーションは、刃牙とその恋人・梢がSEX寸前のシーン。

その後、刃牙には「強くなりたくば喰らえッ!」と言い、

梢には「自己を高めろ 雌として飽き果てるまで食らわせつつも 『足りぬ』雌であれ!」と言い放ちます。

これはトラウマというか、二度とその相手とはSEXできなくなりそう。

しかし、禁欲が必ずしも是ではないという考えも一理あります。

 

③強さとは

下は烈海王の言葉ですが、

強さとは己の意を押し通す力である

 

これを突き詰めて、勇次郎が話すとこうなります。

殺傷するも自由

愛でるも自由

受け入れようが拒否しようが無関係

条件に左右されぬ力

自らの意思を望む通りに実現させる力

それが

"強さ"の最少単位!! 

「耐えることもまた強さの1つ」

「己に勝つ力、これもまた強さの1つ」

見失うな!!

それら戯言一切耳を貸す必要なし!!

言わばそれは弱者の言い訳!

強さそれ自体は善でもない悪でもない

強き者は耐えぬッッ

そもそも耐える必要がない

"己に勝つ"その必要すらない

それら言い訳は強さの純度を曇らせる

排除すべき不純物!!!

地上最強の生物たる彼らしい発言です。真に強いものは耐える必要がないというもの。

強さとは、我が儘を通す力。

そういう意味では、赤ちゃんが泣きわめいて要求を通すのは「強さ」でしょう。

逆に弱き者は、我が儘=あるがままの自分を貫けず、自分を偽らなくてはなりません。

いきなり強い者にはなれませんが、そういう強さを身に着けたいものです。

 

今後の刃牙シリーズとの付き合い方

今後の刃牙シリーズを読んでいくかどうかすら、まだ迷っています。

最近は正直なところ薄っぺらいまたは冗長な戦闘も多くてイマイチなところもありますが、100巻以上にわたり読んできたシリーズ。

 

ちょうどアニメも今夏から始まったようですしね。

baki-anime.jp

 

格闘漫画として、ファンタジーとして、ギャグ漫画として、もう少しだけ付き合ってしまうような気もします。