前回は中に入らなかった気がする。
旧函館区公会堂の場所など
函館駅からは歩くと30分くらいかかります。
赤レンガ倉庫からは20分くらい。
行くためには、何らかの坂を登らないと行けません。
坂から見下ろす街並みも函館名物なんですけどね。
GoogleMapだと17時閉館。
私がたどり着いたのが16時50分頃でしたが、特に問題なく入れてくれましたし、後から来た人もそこそこいました。
MAPが間違ってるのか、コナン等のキャンペーンがあるのかは不明。
ただし、お土産屋と貸衣装屋は閉まっていました(使わないのでいいですが)。
入館料は300円です。
公会堂の歴史
細かいところは忘れましたので、話半分でお読みください。
明治中期、函館のこの辺りに大火があり、かなりの箇所が焼けてしまったそうです。
その復興の最中、公会堂が必要だと街の人々は考えたらしい?
当時のお金で58000円、今に直すと10数億円かかるとのこと。
そこで豪商・相馬さんがその大半に当たる5万円の資金を工面し、その他寄付等によりこの公会堂が出来上がりました。
完成したのは1910年頃だったそうです。
色は当時黄色と青。これまでの補修作業では、ピンクや黄土色になったそうですが、現在は建設当時の色合いを再現しているらしいです。
住民たちの集会場でしたが、そのほかにも演奏会・展示会などにも使われ、戦時には軍や病院にもなったとか。
コナンの映画では剣道大会にも使われた?と道行く人たちが話していました。
あとは皇太子が泊まりにきたとかもあるそうですが、全国各地の皇族が来ただけでありがたがる風習は私にはちょっと共感できません。
中の様子
あまり中の様子を撮影していませんでしたが…いわゆる洋館という感じです(雑な感想)。
装丁も凝っているなあと感じました。
(火災復興でお金がない割に豪勢に作ったなとは思いましたが)
ここが一番広い、大広間。これなら剣道大会もできそうですね。
ここのバルコニーからは函館の港の方まで見渡せます。
この日は大きな旅客船が来航していました。
また床の模様が特徴的です。
当時としてはハイカラだったのでしょうね。
感想まとめ
バタバタと回りましたが、大体20〜30分もあれば一周可能です。
歴史についても動画が流れたり、細かいガイドがあったりと意外と充実した施設でした。
建築の細かいことは分かりませんが、青と黄色の建物ってあまりないですよね。
左右対称だったり、細かい模様が破風についていたり、そういうところは(お金のない割に)凝っていて見応えはあると思いました。
おまけ
公会堂の近くにあった、船魂神社(ふなだま)。
なぜか若い人がたくさんいらっしゃいました。
北海道最古の神社であり、船の守護神という珍しい神社でもあります。
源義経のゆかりもあるそうですが…真実は不明です。
神社自体はこぢんまりとしてますが、近くにあるので寄ってみてください。