京都の旅シリーズ(2023)。
今回は4回目くらいの訪問の、下鴨神社です。
下鴨神社について
下鴨神社は通称で、本名は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)というそうです。
「下賀茂神社」かと思ってましたが違いました。
下賀茂神社は、京都駅から北東の方向にあります。
京阪電車の出町柳駅(終点)です。
四条辺りから歩こうかと思いましたが、ちと疲れたので電車利用です。
余談ですが、京阪電車にもプレミアムカーなんてあるんですね。
大阪まで行く人からすればちょっと距離がありますし、グリーン車みたいなものなんでしょうか。
下鴨神社ですが、歴史は2000年を超えるそうです。
紀元前90年、崇神天皇(読めない)の頃に修繕されたらしいので、その前から。
また、紀元7世紀頃には、葵祭の見物人が多いので警備をせよという命令があったと記述があり、その頃から栄えていたとか。
7世紀のお祭りってどんな何でしょうね?
お祭りをやっていることを知らせるだけでも大変そう。
鴨川デルタと糺の森
森見登美彦作品にもよく出てくる鴨川デルタ。
出町柳駅を降りてすぐのところにあります。
糺の森の一部は、工事中で入れませんでした。
そういえば、下鴨神社と言えば、すぐ隣地にマンションが建つとかでニュースになっていました。
この両サイドに立っているJR系の建物が、どうやらそのマンションのようです。
2階建てで和風なので、正直なところそこまで違和感はありませんでした。
人が住んでいる様子はありませんでしたが、かといってここに住みたくはないかなあとも思います。
境内に入る
それでは境内に入っていきます。
本殿までは、だいたい10分程度かかる距離です。
ただ道中にも社がいくつかあり、また木々に囲まれた自然豊かな道となっています。
冬の朝だから冷え込んでいましたが、夏には日差しを和らげてくれることでしょう。
参拝
こちらが本殿手前の門。朱色が立派です。
中に入ると、小さな橋に梅の花がかかっておりました。何となく良い絵。
水場もあります。こちらが「みたらし池」というそうで、みたらし団子はここにある池の泡を模したものと言われています。
さっきの橋を下から撮るとこんな感じ。空がきれい。
舞台のような建物がいくつかあります。
更に奥へ。
その先は、干支ごとに社が分かれています。基準はよく分かりません。
私は丑年ですが、なぜかイノシシとセット。家畜セットでしょうか?
ウサギとニワトリがセットは何となくわかりますが、サルと龍もちょっと違和感。
ネズミがソロなのはミッキーなどいるから別格として、なぜか馬もソロです。
その他の社など
神社内にあるのを「社(やしろ)」と呼ぶのか分かりませんが、「神社 IN 神社」でいくつかの神社が下鴨神社内にあります。
こちらは社というより、変わった形の木から水が流れているもの。
変わり種としては、こちらのラグビー神社。
一度解体されたそうですが、50年以上の歴史はあるらしい。
こちらは河合神社。
女性守護、端的に言えば綺麗になりたいという願いをかなえるそうな。
私以外はレディーしかいませんでした。
そのほか、大小さまざまな社が建っており、全部に参拝する人もいました。
感想まとめ
寒い&花粉により、マスクを外して解放感を味わうことができなかったのですが…
それでも下鴨神社の糺の森は気分よく歩くことができます。
2000年の歴史については今回調べて知りましたが、この木々の様子を見るだけでも、永い時を刻んできたであろうことは実感できます。
そういう景色を歩くのも、たまにはいいものですね。
いつかは古本市にも行ってみたいものです。