~今回のあらすじ~
東北を徘徊しているGO。少し時間は遡り、十和田湖を目指していたところ、
「大湯環状列石はこちら」という看板を見つける。
環状列石=ストーンサークル=面白そう!と閃いたので、寄ってみた。
…しかし、ストーンサークルだけではショート記事になりそうなので、
現地の方と話したときに感じたことも少し書きたいと思います。
- 大湯環状列石とは
- 2018年7月現在、クマ対策のため全体は見られません
- ストーンサークルと電気柵の道
- ぼくは東北弁が分からない
- ぼくは四国弁も分からない
- Twitterに書いた文言は…
- 方言も日本語だけど
大湯環状列石とは
大湯環状列石は秋田県鹿角市(秋田県の最も北東にある市)に存在します。
縄文時代の遺跡で、野中堂遺跡と万座遺跡の2つの総称です。
昔は教科書にも載っていたそうですが、覚えておりません。
そして今時の教科書に載っているのかは分かりません。
名前の通り、石が環状に並べられていますが、何のためかは分かっていません。
日時計、儀式、墓地などの諸説ありますが、事実はきっと分からないでしょうね。
これだけみると、何やら召喚されてきそうな感じがします。
コンゴトモヨロシク…
車で走ると、こんな感じの看板が立っております。
特別史跡に指定されているようですね。
2018年7月現在、クマ対策のため全体は見られません
ふらっと寄ってみたのですが、何やら様子がおかしい。
いろんなところが封鎖されておりました。
案内看板にも、注意書きがされており、クマが出るため電気柵を設置してあり、
大半が見られないとのこと。
それは困ると、「大湯ストーンサークル館」に状況を確認に行きました。
すると、駐車場を右に出て数百メートル進むと、いわゆる「ストーンサークル」は見られるとのこと。
というわけで、再び車に乗って少しだけ進みます。
ストーンサークルと電気柵の道
というわけで、300mほど進み、小さな橋を渡ると駐車スペース&ストーンサークルが見えてきます。
電気柵をよけながら(大げさに言ってるだけで歩行は問題ありません)、
ストーンサークルはすぐそこにあります。
サークル上に小屋も立てられ、見晴台(朝礼台みたいなやつ)が置かれています。
これが朝礼台から見たストーンサークルです。
けっこうサークルは大きいですね。
Wikipediaによるとこちらの万座遺跡は直径46mで、日本一の大きさだそうです。
続いてもう一つの遺跡。両遺跡は徒歩2分くらいですので、余裕で歩けます。
こちらの野中島遺跡は少しこじんまりですが、立石やサークル内サークルも見られます。
もちろん、こちらも電気柵があるのでご注意を。
電気柵にではなく、クマに。
ぼくは東北弁が分からない
クマのせいで遺跡が見られない可能性があったため、ストーンサークル館にて、
「千葉から遺跡を見に来たから見せてけろ」と頼みに行ったときのこと。
中のスタッフのシルバー人材的な人が、けっこう丁寧に道案内をしてくれたので、
無事にサークルをみることができました。
しかし、大半が何を言っているか分からなかったのも事実。
「クマが何回か出た」ということと、「サークルは自動車で300mほど先」は辛うじて分かったのですが、
それ以外は正直なところ何を言っているかよく分かりませんでした。
5分くらい会話のキャッチボール(向こうからのみ投げられるボール)してたんですけどね。
英語のリスニングも苦手ですが、方言のリスニングも苦手です。
前に仕事で青森県庁に行ったけど、その時はイントネーションはさておき、
話はできたんですけどね。
ぼくは四国弁も分からない
以前、四国に友人がいたので高知県に何度か行ったことがあります。
そして高知駅付近の居酒屋に行った時のこと。
隣の中国人グループが何やらうるさいなあという話を友人に振ったところ、
「あれ土佐弁だけど」的な話をされて驚いたことがあります。
確かに、よくよく聞いてみると日本語でした。
イントネーションが全く違うだけで、同じ日本語に聞き取れないとは…
ちなみに四国の方では「〇〇がー」とか「〇〇ちー」とか言うそうです。
うろ覚えですが「〇〇するがー?」=「〇〇するの?」
「〇〇するちー、」=「〇〇するのは、」というような意味合いのようです。
(ケースによって違うかもしれません)
Twitterに書いた文言は…
方言変換サイトにて、秋田弁に変換して書いてみました。
原文はこちらです。
「か行」と「た行」に濁点がつくのが特徴なんだろうか。
方言も日本語だけど
沖縄の言葉は方言と言うんですかね?
美ら海を、どう見ても「ちゅらうみ」とは読めませんよね(当て字かもしれませんが)。
沖縄や東北の人が本気を出したら、私は理解できないでしょう。
そう思うと、面白くもあり、不思議な気分にもなり。
ちなみに千葉の方言では「おっぺす」=「押す」というのがあります。
後は何かあるのか、気づかないうちに使ってるかもしれませんね。
というわけで、ストーンサークルから方言へと話を散らかして終わり。
<関連記事>