~前回までのあらすじ~
午前1時からのドライブにより、疲れ果てたGO。
10時間近くかけてたどり着いた十和田湖では、何一つ口にしなかった。
その後も奥入瀬渓流を行ったり来たりするも、飲み物も尽きてしまう。
何とか、ホテルにたどり着いたころには、一日の運転時間は15時間。
外に食べに行く気力もなかったため、星野リゾート青森屋にて食事を摂ることとした。
…というわけで、今回はホテルで食べたモノです。
ビュッフェ形式でしたが、料金が5,000円と個人的にはかなりのお値段でしたので、
ほぼ全種類食ってやりました。
のれそれ食堂(夜)
というわけで、ビュッフェのスタートです。
まずはホタテ、カンパチ、マグロのお刺身と、なぜかアスパラガスの盛り合わせ。
そして塩辛などの小さめのメニューから。
せっかくなので、リンゴ梅酒も飲んでいます。
あまり東北に来たことありませんが、貝類のイメージはありますね。
「ほや」は臭いが強くて苦手意識がありましたが、
ここで食べた「蒸しほや」はふっくらして臭いもなく美味しかったです。
あいつは「海のパイナップル」と呼ばれているそうですが、見た目だけで名付けるのは良くないと思います。
また、「氷頭」と呼ばれる鮭の鼻先の軟骨を使ったなますもありました。
そして東北の郷土料理として、「さめの蒲焼き」「山菜にしん(汁物)」「イカのみりん漬け」など。
さめは、食べ応えもあっておいしいですね。
そして東北・青森と言えば、やっぱりホタテのイメージが強いです。
ホタテをその場で焼いてくれているので、それをいただきました。
大きさが大きいわけではありませんが、しっかりとした味わい。
天ぷらはにんにくもあって、これはこれで美味い。
スーパーで並ぶ国産にんにくは青森産が多いですからねえ。
焼きトウモロコシやら、もずく的なもの、肉もありました。
また、ご飯はホタテの炊き込みご飯で、これは美味かったなあ。
普通のマリネやグラタン、冷ややっこなども置いてあります。
冷ややっこはリンゴ風味のタレがあったのでかけてみました(割と普通でしたが)。
で、最後はデザートと刺身で締め。
東北の郷土料理らしい「豆しとぎ」をいただきました。
茹でた青大豆と米粉を「しっとりと仕上げた」ものらしいです。
言ってしまうと、唯一これだけはあまり美味しくありませんでした…
しっとりというよりは、やや粉っぽく、味も甘くもなく、かといってずんだの様に豆っぽいわけでもなく…
神にささげる素朴な味わいのものらしいので、下賤な者にはイマイチだったのかも。
リンゴはさすがに美味しかったです。
というわけで、夜のビュッフェは終了。
朝食のビュッフェ
さて、朝食です。
場所は同じく「のれそれ食堂」、朝6時30分からです。
けっこう宿泊客が並んでいましたね。
画像の向きが悪くてすみません。
海鮮丼などもありましたが、朝らしく、煮物や焼き魚が中心です。
しかし、ノリの佃煮的なものや、塩辛などを食べたのですが、正に塩辛かったです。
すべてのモノが、関東と比べてしょっぱさ強め(これはこれで美味いけど)。
白米が無いと、とてもじゃないけど食べてられません。
青森といえば公式に「平均寿命ワーストワン」体験ツアーをやっているくらいですから、やはり塩気とは切っても切れない関係なのでしょう。
まだ来てケロじゃ!
というわけで、チェックアウトは12時まででしたが、食後の散歩後にホテルを発つことにしました。
この後の運転距離も500~600kmですからね。
チェックアウト時に、「無事にカエル」を貰いました。
言ってしまえば単なる折り紙ですが、小粋なはからいですね。
特に私のようなカエル好きには良いことです。
というわけで、さよなら青森屋。
今度は冬に来てみたいものです。
巨大カエルから「まだ来てケロじゃ」と言われましたからね。