2018年の夏、青森に行ってまいりました。
その際のお土産「ピンクカレー」がまだ残っておりましたので、紹介して消化します。
津軽の桃ピンクカレー
青森と言えば、何よりもリンゴですよね。
リンゴ農家が人口の9割を占め、リンゴと交換で買い物ができ、
リンゴジュースで産湯をつかい、リンゴの神が祀ってある。
しかし、そんな青森県でも桃の栽培をしているんですね。
桃と言えば、山梨辺りのイメージでした。
桃農家が人口の9割を占め、桃と交換で買い物ができ、
桃をぶん投げ合う爆裂桃祭りが毎年繰り広げられ、桃を抱いて眠る。
さておき。
「津軽の桃」は、2004年頃から始まった、リンゴ農家の「保険」的な位置づけのようです。
何らかの理由でリンゴが不作になってしまうと、その年の収入が一気に激減します。
今年の猛暑は大丈夫だったのでしょうか?
その他にも、病気やら台風やらはかなりの脅威です。
リンゴ農家さんたちはそのリスクヘッジと、「リンゴがいければ桃もいけっぺや!」という
適当な東北弁で考えた結果、桃栽培が本格化した模様。
ホームページに、『りんご農家の想いが詰まった「津軽の桃」』と書かれていて、
お前らの気持ちはリンゴに込めろよ!と思ったら、こういう事情でした。
で、津軽の桃は、厳しい品質基準を超えたものだけが名乗ることができる、いわゆるブランド桃になったそうです。
津軽の桃をそのまま出荷するだけでなく、津軽の桃グミや、津軽の桃ブッセなどの商品が開発されたなかに、このピンクカレーがあります。
ピンクカレーを食べてみる
というわけで、ピンクカレーを食べてみます。
まずはカレーを敷いて、ご飯をポコンと。
ライトが黄色っぽいので分かりづらいですが、けっこうピンクです。
味と色に変化を持たせるため、とけるチーズも投入してみます。
そしてチンしたものがこちら。
白いライトの下では、ピンク感アップ。
大丈夫かなと思ってましたが、いざ食べようとすると、ピンクのカレーって食欲って落ちるんですね。
「謎肉」のような肉も入ってましたが、食べてみました。
味は、けっこう普通のカレーでした。
桃が入っているから甘いのか?と予想してましたが、カレー粉の前には桃など微々たる味。
むしろ、レトルトカレーの中辛より少し辛いか?くらいでした。
チーズが良い感じにアクセントになり、美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。