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【Switchゲーム紹介51】「タケシとヒロシ」。接待プレイがゲーム化!

Switchゲーム紹介のコーナー。

今回は「タケシとヒロシ」です。

タイトルだけではなかなか想像できませんが、シミュレーションかRPGになるんですかね。

 

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タケシとヒロシのあらすじ

(おれはタケシ)

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タケシはゲーム制作に取り組む中学生。

いずれは有名なゲームクリエイターになることを目指していて、「マイティー・ウォーリアー」というゲーム作りを続けている。

父親がおらず、病弱な弟・ヒロシの父親代わりということも自負している。

ヒロシは、そんな尊敬する兄・タケシが作ったゲームをプレイしたがるが…

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実際のゲームは、敵のプログラムが未完成。

そこでタケシは、リアルタイムで敵キャラを操作することにした。

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そう、俺自身がゲームになるのだ。

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タケシとヒロシのゲーム性

そうして、いろんな意味でゲームが始まります。

プレイヤーはタケシとなり、「ヒロシに適度に苦戦させつつ、最後には勝たせてあげる」のがこのゲームの目的です。

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ルーレットでデッキのように選ばれたモンスターのうち、何を配置するかを決めていきます。

主人公っぽい左のキャラクターはヒロシが操作している設定です。

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例えば、最初にスライム2匹を選択します。

するとスライムが現れ、後はターン制の自動戦闘が始まります。

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そこで「ギリギリまで追い込みつつも負ける」のが最も良いです。

ギリギリで勝つとヒロシの楽しさが上がり、ハートが増えていきます。

このハートを、限られた戦闘数で一定数にするのがゲームのクリア条件です。

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ゆうしゃ(ヒロシ)がレベルアップしたので敵を増やしてみます。

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が。

今度は敵が強すぎてヒロシを倒してしまいました。

こうなるとやり直しです。

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後半には敵の種類も増えますし、「絶対回避」「必殺技」なども任意で発動させ、より駆け引きができるようになっていきます。

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こうして、適度に苦戦させるような敵を配置して、ヒロシを満たしていきます。

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ちなみにストーリー

まあストーリーはそれほどボリュームがありません。

病弱なヒロシがゲームに教わってメンタル成長しましたというものです。

それを支えた兄タケシと友人達もいて、めでたしめでたしって感じです(適当)。

ただ、全編クレイアニメでできているというのが特徴ですね。

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「タケシとヒロシ」感想まとめ

ゲームの発想が逆転的で面白いと思いました。

普通は勝利を目指すのが当たり前ですので、「ギリギリで負けないといけない」っていうゲームって初めてやりました。

いわゆる「接待プレイ」ってやつですね。

 

残念なのは、難易度がかなり低いことと、ゲーム自体が短いこと。

2~3回ゲームオーバーになりましたが、「このモンスターはこれくらいの攻撃力」とか「何回攻撃に耐えられるか」といったことが分かってくると、ギリギリで負けるのは非常に簡単。

ゲームの短さもあって、だいたい2~3時間くらいでクリアできてしまいます。

操作も、モンスターを選ぶだけですしね。

ゲーム内の設定が、小学生のヒロシでもできるだからというのもありますが、もっと戦略的に「負け」を追求できるゲームだったらもっと良いなあと思いました。

 

現実の接待プレイ

まだ友達とゲームをしていた幼い頃、私は仲間内でゲームが上手い方でした。

その仲間内ではキレやすい元友人(もう縁を切って20年くらいですが)がいて、ゲームに負けるとコントローラーを投げるタイプでした。

当時、任天堂64のスマブラやマリオカートなど、4人対戦が流行っていたのですが、その元友人に負けが積もると、非常に険悪な雰囲気になったものです。

そこでやはり、接待プレイが必要になるのです。

 

まず他の2人を倒しつつ適度にダメージを負い、そして最後にタイマンとなった際にどのように負けるか。

そうした逆に戦略的なプレイは、それはそれで面白かったように思います(続いてしまうと流石につまらないですし、私の実力も衰えますが)。

 

そもそも私は、勝ち負けにそれほどこだわりがありません。

そして、100対0で楽勝で勝ちたいというよりは、相手に100の力を出させて、それに110くらいのギリギリで勝ちたいんですよね。

逆に100の力を出し切って110の力で負けるのもアリです。

なので、ワザと負けてあげる接待プレイには、それほど抵抗がありませんでした。

 

大人になったら接待ゴルフでもやるのかなと思っていましたが、今のところそんな気配はありません。

今どき、コロナ中はできないとしても、平時に接待ゴルフとか接待テニスとかあるんですかね?

 

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