城についてぺらっぺらの知識しかない私ですが、今回は今治城に何となく行ってみました。
場所と概要など
今治城は、今治市の中心部分に近いようです(中心がどこかよく知りませんが)。
藤堂高虎によって作られたのが1604年ということで、江戸時代になったばかりの頃。
後で写真に出てきますが、日本三大水城というカテゴリーがあるらしく、高松城・中津城と並んでそのひとつだそうです。
駐車場は併設のコインパーキングに停められます。
それでは橋を渡っていきましょう。
城内へ
それでは城内に入っていきます。
鉄御門の手前、石垣のひとつに巨大な岩が。
ちょっと気になったら、「勘兵衛石」という名前付きだそうです。
築城奉行の渡辺勘兵衛さんにちなんだそう。
鉄御門のいわれなどもあったので、興味のある方は拡大してみてね。
勘兵衛石はさておいても、石垣の岩の一個一個がかなり大きいような印象があります。
この辺の石垣は江戸時代の姿が残っているとか。
それでは門をくぐっていきます。
敷地内はそれほど大きくありません。
入ると、築城を行った藤堂高虎像が鎮座しています。
先に上からの写真をみると、敷地がそれほど広くないのが伝わるでしょうか。
こちらは矢野七三郎さんという方で、今治綿業の父だそうです。
ざっくり言えば、明治初期に今治タオルの礎を築いた方だそうです。
首倡功(読めない)とは、「首て功を倡う(はじめてこうをとなう)」=「偉大なる創始者」という意味だそうです。
水城
水城ということで、周りのお堀がかなり立派です。
皇居のお堀も大きいですが、ここもなかなか。
地図を見るとこんな感じ。
堀も大きいのですが、海にも近いので、昔は交易にも役立っていたようです。
江戸時代に入ってからの城ですから、戦闘用以外の機能も求められたのかもしれませんね。
どこをみても水上にあるかのように見えます。
海水なので、サメや鯛がいるとかいないとか?
(逆光ですが)城自体はシンプルな形で、昭和後期に再建されたもの。
天守閣も、あった説とない説があるらしく、形は違うのかもしれません。
見上げたアングル。
城内の様子。6階の店主を除いて、基本的に撮影禁止です。
上から見た画像をいくつか並べておきます。
港が近いですね。
遠くにしまなみ海道も見えます。
こうやってみると、藤堂高虎像がけっこう大きく見えます。
吹揚神社
敷地内には、吹揚神社という神社もありました。
明治5年(1872年)創立ということで、私が行った2022年末では150周年記念だったようですね。
感想まとめ
写真禁止なので撮りませんでしたが、3~4か所の櫓(やぐら)では美術作品などが飾られていました。
水城というのを初めて見たような気がしますが、立派な堀があってたまにはいいですね。