犬山城下町については書きましたので、城についても少しだけ。
犬山駅には、こんな看板がありました。
まあ一応、駅から城が見えると言えば見えるんですが…
小っちゃいのう。
で、城下町をカサカサとひたすら進んでいきます。
2つの神社
城の真下には神社が2つありました。
ひとつは三光稲荷神社。
先の記事でも触れましたが、今やインスタ映えで有名になっているようです。
1586年頃に創建されたそうで、歴史は長いものの、改修が最近行われたため、大変綺麗です。
元々は家内安全や商売繁盛を祈願する神社であり、良縁成就は後付け?っぽいです。
が、こちらが大人気のハートの絵馬。主に女性の欲望が渦巻いています。
私が9時頃訪れたときも、妙齢の単独女性×数人が参拝しておられました。
けろ隊。
そして、もう一つの神社がこちら。
針綱神社(はりつな)です。
三光稲荷神社とは違って、見た目から伝統ありそうな感じです。
いわれは定かではないものの、1000年以上はあるとかないとか。
階段はそこそこあるので、ちょうどいい運動にはなります。
ここで祈祷や御朱印なども受け付けているようでした。
三光稲荷とは違って、普通の神社って感じですね。
ちなみにこの馬の像は、歯ぎしりに効くそうです。
なかなかマニアックですね。
犬山城へ
どちらかの神社を突っ切っていくと、犬山城にたどり着きます。
立派な石垣。これは登れない。
大手門ではないと思いますが、ここが入口です。
ここで券を買っていきましょう。
ちなみに城下町にあるミュージアムなども行く人は、セット券の販売もあります。
さて、こちらが犬山城。
こちらも最近改修されたそうで、見た目は非常にきれい。
青い空に映えますね。
犬山城の歴史について
階段は結構急です。
天守閣まで登るとこんな感じです。
これは木曽川にある高級旅館だそうです。2人で8万円くらい。
木曽川方面。川の左側は、もう岐阜県。
ちなみに岐阜県側からみた方が、城+川で良い眺めだそうです。
で、こちらが江戸時代以降の城主、成瀬家の方。(うちの親父にやや似ていますが)
成瀬家は2004年まで、この城を個人所有していました。
城を持っている一方で国宝でもあるため、適当な管理をするわけにもいきません。
そしてこれが驚いたのですが、城にも相続税がかかるらしいんです。
市の職員の方に聞いたところ、億単位ではかかっていたとか…
お金だけが直接の原因かは知りませんが、代々それを払い続けるのはかなり大変ですよね。
そうした背景もあって、今では財団の保有という形です。
成瀬さんが代表を務めているそうですけどね。
5城しかない国宝の一つ
松本城、姫路城、彦根城、松江城、そしてこの犬山城。
国宝とされて現存している城はこの5城しかありません。
それほど個人的には城郭好きでもないのですが、やはり残せるものなら残って欲しいと思います。
皆さんも名古屋で観光地に飢えているときには、犬山にも足を伸ばしてみてください。