前回までのあらすじ。
武雄温泉で流鏑馬集団から矢を射られたが、北斗神拳「二指真空把」という地味な技で投げ返し、間一髪脱出した。
そのまま東へ向かい、目指すは祐徳稲荷神社だ。
日本三大稲荷
祐徳(ゆうとく)稲荷神社の存在は全く知らなかったのですが、この間買った「地球の歩き方 日本」に載っていました。
佐賀県の南の方にあります。
この祐徳稲荷神社も日本三大〇〇のうち、日本三大稲荷だそうです。
(ちなみに他は、伏見稲荷(京都)と笠間稲荷(茨城)。茨城は行ってないなあ)
【公式ウェブサイト】
噂によると、奥の院までは体力勝負だそうです。
せっかくなので最後まで行くことを目標にしました。
(公式ウェブサイトより)
入口など
これが全体像です。
駐車場は無料で3000台分あると書かれていますが、私が停めた真ん前の場所は、数十台分くらいだったような?
まあ少し離れればあるのかもしれません。
大きな橋を渡っていきます。
橋とけろ隊。
川と言っても、だいぶ浅い川でした。
お稲荷さん。何喰ってるの。
鳥居をくぐってすぐには、岩崎社や御神楽殿と呼ばれる建物があります。
しかしながら、まず最初の目的地は上にある御本殿です。
こういう崖にせりだした構造を舞台造とも言うそうです。
清水寺もこういう感じですが、確かに清水の舞台って言いますもんね。
御本殿を目指す
御本殿に行くには、この階段を上っていく必要があります。
階段にはたくさんの願いが書かれた風鈴が吊るされています。
風が吹くと一斉に鳴るのですが、それほどうるさくなく心地よい音です。
というのは褒めすぎですが、それほど気にならない程度でした。
御本殿までは、エレベーターも用意されています。
ただし、お値段は300円。
ただし、お土産のおみくじ付きだそうです。
ただし、御本殿はせいぜいビル4~5階建て分くらいの高さなので、それほど苦ではありません。
ささっと登りました。こちらが御本殿です。
4~5階建てと言いましたが、もう少し高いかも?
天井も立派です。
特にクジャクの絵が立派でした。
奥の院を目指す
続いて奥の院を目指します。
御本殿にある看板によると、片道15~20分かかるそうな。
ここからは基本的に石段を登っていきます。
途中にも、小さな神社やお社などが点在しています。
また、伏見稲荷神社のように、連なる鳥居ゾーンも。
鹿島の文字もありました。鹿島神宮との関係は調べていません。
佐賀県にも鹿島市があるので、そっちと関係しているのかも。
コン。
足元はこんな感じ。
後半は更に石段が適当になっていきます。
斜面にいろいろ。
そして登ること5分ほどで奥の院に到着しました。
スピードは速い方だと思いますが、息はけっこう切れました。
奥の院からは谷間の家々が見下ろせます。
奥の院の奥にも、お社が3つ設置されていました。
興味のある方は、奥の奥まで。
そして登り切ったところには自動販売機。狐のやさしさか。
さて帰り道ですが…「この先難所あり」と脅されました。
が、実際には、登りよりも楽だったような…?
傾斜は急に感じましたが、石段は登りのときよりしっかりしていて歩きやすかったです。
途中で大きな石が祀られていました。
そして御本殿に戻ってきました。
片道15~20分とありましたが、結局往復で15分くらいでした。
神は私の健脚を知らなかったようです。
参道はお土産など
祐徳稲荷神社には参道もあり、100m程度かなと思いますが、両サイドにお店が立ち並んでいました。
まんじゅう、ようかん、丸ぼうろ等が名物のようでした。
お土産は結構充実している様子です。
いわゆる飲食店はなさそう?16時過ぎだったので気がつかなかっただけかもしれません。
人も既に少なく、猫くらいでした。
封印された狐。
そんなわけで、祐徳稲荷神社でした。
舞台造の立派な建物で、体力づくりにもなって満足しました。
私は信心がないので、神社に行ってもそういう感想です。
寺社仏閣の過去記事