出雲大社。
「いずもたいしゃ」と言ってしまいますが、「いづもおおやしろ」が正式名称のようですね。
旧暦10月=神無月は、出雲に神々が帰って「縁結びを話し合う」月であり、ここ出雲では「神在月(かみありづき)」と言われています。
2018年の神在月は、正確には11月18日~11月24日とのこと。
よく知らずに普通の10月に行ったため、神はいなかったようです。
さておき、そういう言い伝えがあることから、日本一の縁結びどころと言われています。
これだけ太いしめ縄を結んでたら、人の縁くらい結べてしまうのでしょう。
縁結びというと、新しい縁を思い浮かべてしまいますが、既存の縁も大事なもの。
というわけで、その辺りの参拝効果も期待できるのでしょうか?
まあ、個人的には神仏にはさほど信心ないのですが、歴史の長さには圧倒されますね。
出雲大社への行き方
私は出雲市駅前に泊まっていましたので、電車で向かいました。
ちなみに、出雲市駅前は飲食店こそ少ないですが、ビジネスホテルは結構充実してます。
出雲市からは、一畑電車に乗って「出雲大社前」駅まで乗っていきます。
途中、「川跡」という駅で乗り換えます。
出雲市駅からは、コミコミで30~45分前後くらいで行けます。
始発は朝6時ころ。台風の影響で少し遅れました。
川跡で乗り換えると、一気に綺麗な電車になりました。
始発&台風明けということもあって、乗客は私と「しまねっこ」のみ。
内装も可愛らしいですね。
鎮座する、しまねっこ。
乗った電車とは違うけど、「ご縁電車しまねっこ号」なる機体も。
こちらが出雲大社駅。洋風建築でした。
出雲大社駅から歩いて300mほど
駅を出て左を向くと、大きな鳥居が見えます。
駅を出て右に300mで、出雲大社です。
道中は、門前町として、お土産屋や飲食店が立ち並んでいます。
残念ながら、朝の7時前には空いてる店はありませんでしたけどね。
鳥取駅近くにあった「すなば珈琲」が進出しているのは少し驚いた。
旅館もありました。味があるなあ。竹内まりやさんの実家だとか。
いよいよ出雲大社へ
そして、いよいよ出雲大社に入っていきます。
入り口の鳥居(2番目)は改修工事中で綺麗になっていました。
本殿までは、直線距離で2~300mといったところでしょうか。
ほとんど人のいない参道(?)を下っていきます。
普通は神社の本殿って、階段を上っていくイメージですけどね。
坂の途中、祓社(はらえのやしろ)という小さなお社があります。
しかし、こちらは我々が知らないうちに犯した愚行を浄化してくれるようです。
そして松林を抜けていきます。
ちなみに、松林の左側の原っぱを見ると、うさぎ達が集合しています。
作風が違うように見えるので、違う人が作ってるんですかね。
寄り道を終えて本殿へ
さて、参道に戻ります。
本殿の手前には、大きな「大国主命」とボールの銅像が設置されています。
凛々しい顔。
外側から数えて3つ目の鳥居をくぐると、「拝殿」が見えてきます。
こちらが拝殿。
出雲大社の参拝は、2礼4拍手1礼だそうです。パンパンパパパン。
しめ縄のアップ。太い。太い。太い。
注連縄って最初読めませんでした。
こちらが「八足門」と呼ばれる門。
特別な場合を除いて、我々一般人は中に入ることはできません。
ガイドツアーやお祓いの際に、入る機会があるようです。
八足門の中に本殿が置かれています。
なので、必然的に周囲から撮影するしかありません。
本殿の裏手に回ると…
裏手の方が、本殿がよく見えるかもしれません。
うさぎ達も見上げておりました。
本を読んでて見る気のない奴もいたけど。
裏手に回ると、彰古館という建物が見えてきます。
これは出雲大社の宝物殿として建てられたものとのことです。入れませんでした。
こちらは、素鵞社(そがのやしろ)と呼ばれる、「スサノオノミコト」を祀った社。
スサノオノミコトは、大国主の祖父にあたる神で、ヤマタノオロチを倒した人ですね。
この素鵞社の下には、砂が設置されています。
こちらは、家の四隅に砂を置いておけば家が守られると伝えられるもの。
甲子園がごとく、砂を集めている人もいらっしゃいました。
出雲大社にて縁結びを願う
信心の無い私ですが、出雲大社くらいになれば参拝してもバチは当たるまいと、珍しく参拝しておきました。
(出雲大社ルールを知らず、2礼2拍手1礼という通常参拝でやってしまいましたが)
縁と言うものは、良縁・悪縁とありますけれども、
そのいずれかを維持するのも断ち切るのも難しいものです。
神に祈って縁が生まれるならば、それは儲けものですね。
という考えの人には、良縁はないかもしれませんけど、自力でゲットします。
ちなみに出会いと言えば、玉木宏には会いました。
出雲大社と言えば、出会いの場。
— GO@ブログ・読書・日常・ひとり旅 (@GK_GK21) October 1, 2018
朝から行ったら、玉木宏氏が撮影に来ていました。
島根県に聞いてみても、名古屋出身の彼が島根県と何の所縁があるのかは分かりませんでしたが、観光大使的なポジションなんですね。
これも出会いか😗#ひとり旅 #出雲大社 pic.twitter.com/xdgzboBvJA
船で帰りたかったな。
おまけ
近くにある「稲佐の浜」にも寄ってみました。
近くと言っても、出雲大社から歩いて2km近くはありましたが…
こちらは弁天島。ここだけ切り取ってみれば、まだマシかもしれません。
この日は台風明けで、まだ風も強く、海も荒れていました。
ご自慢の砂浜もこんな感じで、いろんなものが流れ着いていました。
旧暦10月の「神在月」には、神様方はこちらの浜から帰ってくるそうです。
綺麗な状態はこちらをご覧ください。