京都旅の続き、今回は二条城です。
これまで京都は10回近く行ってると思いますが、二条城は初めてでした。
なお、2023年2月現在で本丸は工事中で入れません(見るのも囲いで不可)。
タイトルの「江戸時代が終わった」は合ってるかもしれませんが、始まったはちょっと嘘かもしれません。
二条城の場所と修復工事について
名前の通り、二条通りにあります。
JR京都駅から歩けるかなと思ったのですが、30分以上かかるので電車かバスがいいでしょう。
地下鉄で「二条城前」という駅からは徒歩数分でたどり着けます。
なお、冒頭にも書いた通り、本丸工事中でした。
公式サイトでもかなり分かりづらい位置に書かれています。
一応、2023年度いっぱいで本丸工事が終わるとは書いてありますが、どうなんでしょうね。
nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp
様々な修復工事で、工期は2011年~36年と25年間、事業費は100億円以上と書かれています。
その他の工事についても予定されているので、見たい場所が見られるかどうか、確認してから行った方が良さそうです。
二条城について
恥ずかしながら、二条城についてそれほど知りませんでした。
徳川家康が作らせ、そして大政奉還が行われた場所ということで、ある意味では江戸時代のスタートから終わりまで見つめてきたと言えるのかもしれません。
当たり前のように世界遺産に認定されています。
なので、入城料も少しお高めです。
入城料+二の丸見学で1,300円と、美術館・博物館並みのお値段です。
他の城だと、せいぜい500円くらいのところが多いですし、千葉にある千葉城は確か60円だったと思います。
歴史的価値の差というか、ブランド力の差が価格にも出ていますね。
城内は結構広く、二の丸を除いても全部見ようとすれば30~60分くらいはかかりそうです。
真ん中に二の丸(本丸)がありますが、外堀沿いにもスポットがあるので、一周以上しないと全部回れないんですよね。
私は地図の右の方は見ずに終えました。
二の丸について
こちらが二の丸です。本丸が工事中なので、実質建物内を見られるのはここだけです。
なお、内部は一切撮影不可なので、画像は外観のみ。
内部の感想としては、まず造りが非常に豪華です。
天井、欄間、壁などどこを取っても細かい細工まで施されています。
廊下は鴬(うぐいす)張りになっていて、歩くだけでキューキューと音がします。
床下に細工がされていて、踏み込むことで目かすがいが動き、音がなるとのことです。
部屋の構造は、大広間、黒書院、白書院などのブロックが廊下で結ばれていて、それぞれに「一の間」~「四の間」くらいが備わっています。
特に大広間の一の間は将軍が使う場所だったため、非常に豪華かつ権力構造がわかるような造りになっています。
詳しくは行って確かめてくれ!
その他写真など
二の丸は写真が撮れませんが、他は自由です。
青空と城はいいですね。
二の丸庭園にやってきました。
城で目立つ植物は松ですね。
東京の皇居にも松林がありますが、こういう和風・城には松が付きものなんですかね。
常緑樹だし、長生きするから?
エサやりと本丸
本丸と二の丸を結ぶ東橋のところに、コイのエサが売られていました。
200円という大金です。
せっかくなのでぶん投げてみると、コイだけでなく、カモもたくさん集まってきます。
私とその辺の外国人で大量に投げ込んでいたので、かなりのコイっぷりでした。
工事中の本丸。
こういうのって今どき、実物の絵が描かれた垂れ幕を使って囲うのが多い気がしますが、無機質にビニールシートに覆われていました。
中の様子もうかがい知れませんが、今年度中=あと1か月以内にはちゃんと終わるのでしょうか?
感想まとめ
二の丸だけでもけっこう満足しました。冬だから足が寒くて仕方なかったですが。
天気も良く、お堀の中を歩いていても結構満足です。
また、東京の皇居と違って周りに高い建物がないのが新鮮でした。
なので、堀の中にいると、高い建物(ビルやホテル)がほとんど見えないので、城の大きさも際立ちました。
私が行った2月末時点では、梅もまだ2分咲き程度でしたが、香りは十分していて、春が来そうな感じがしていました。
次に京都に行くときには本丸も直っているはずですし、一応行こうかなと思います。