幕張メッセにて、10月16~19日開催の「CEATEC JAPAN 2018」。
国内最大級のCPS/IoTの展示会ですね。
未来を感じたくて、小一時間(しかサボれなかったので)うろうろしてきました。
- CEATEC JAPANとは
- 銀行、コンビニ、旅行…いろんな業界の企業が出ている
- トレンドはキャッシュレスか?QRコードと未来のローソン
- 話題の「未来のコンビニ」
- キャッシュレス決済とはいうけど…
- その他:折り鶴が宙を舞う
- その他、気になったもの。
- 未来が楽しみなり
CEATEC JAPANとは
CEATEC(シーテック)とは、「Combined Exhibition of Advanced Technologies」に由来します。
適当に和訳すると、「高度な技術の合同展示会」です。
アジア最大級の国際的な展示会で、IoTやらCPSやらの技術がたくさん見られます。
IoTはInternet of Things、モノも何でもネットでつなごうってことですね。
CPSは知らなかったのですが、Cyber-Physical System=センサーなどのリアルなデータを人や機械や社会に反映させることを言うみたいです。
会場マップも一風変わっていて、どこが混んでいるか、リアルタイムで表示されていました。
会場は、事前に登録していると比較的楽に入場できます。
それでは、入っていってみましょう。
銀行、コンビニ、旅行…いろんな業界の企業が出ている
電機・IT企業が当然多いのですが、様々な業界から出展されています。
金融とテクノロジーの融合=フィンテックと言われるなか、三菱UFJはブースもでかい。
移動型ATMなどはまあ、想定の範囲内ですね。
キャッシュレス、仮想通貨などを推進していました。
「MUFG coin」を使って、単なる「円」の代替以外の付加価値を提供できるようです。
みずほ銀行は、ベンチャー支援などをするなかで、顧客のニーズに合わせた金融以外の商品開発・展示をしているそうです。
最初は、行員の化粧の厚さでもチェックしてるのかと思いましたが…
こちらは、おはようからおやすみまでこっちを見てくるLION。
口臭を視覚化できるという恐ろしい装置があるそうなので、遠巻きに見るだけにしました。
トレンドはキャッシュレスか?QRコードと未来のローソン
消費増税に関連して、急速に注目度が高まっているキャッシュレス。
関連技術もたくさん出展していました。
こちらはQRシステムを提供する「オリガミPay」。
今のところ、使える店舗は全国2万店程度だそうですが、今年度以内に10万店舗を目指すそうです。
メジャーなところでは、ローソンが対応予定(済?)だとか。
自販機のデモも。
デジタル画面にQRコードが出現するので、それをスマホアプリで読み込むと決済されて商品が出てきます。
これはまだ未実装ですが、未来の喫茶店のデモ。
喫茶店側がメニューごとにQRコードを用意しておき、
お客さん(この場合は私)が、スマホでQRコードを読み取ります。
すると、決済&注文が発生し、店員さんがテーブルにコーヒーを持ってきてくれます。
飲食店の人材不足にも対応したモデルですね。
こちらはバンダイナムコのブース。
なぞのロボットが対戦をしているとのことですが、途中から見たのでよく分からず。
ガンプラでプログラミングも学べるようです。
話題の「未来のコンビニ」
そして未来の店舗を再現したというローソン。
新聞・ニュースでも特集されていて、行列もできていました。
アプリをインストールしておき、カード情報などを登録します。
あとは、QRコードをリーダーにかざして、商品をゲートに通すのみ。
商品には、それぞれ通常のバーコードとは別に、タグが付いていました。
それでもって、QRコードを読み込ませて、袋に入れた商品を持ってゲートを抜けます。
商品はあまり多い場合や、商品を入れる袋の素材によってはエラーになったりするそうです。
キャッシュレス決済とはいうけど…
ただ、2つの「キャッシュレス決済」を試して思ったのが、結局はクレジットカードか銀行口座を連携させないといけないということ。
つまりは、クレジットカードまたはデビットカードの延長でしかないということですよね。
ローソンの商品スキャンシステムは、買い物を変える技術だとは思いますが、決済方法は、カードかスマホかということ。
他に代替手段が思いつきませんが、劇的な変化ということもない気がします。
カードリーダーがちゃんとあれば、カード1枚でもOK。
結局、免許証などは持ち歩いているので、カードの何枚かは持ってますしね。
その他:折り鶴が宙を舞う
会場を歩いていて驚いたのは、未確認飛行物体が飛んでいたこと。
近づいてみたら、それは折り鶴型のロボットでした。
最初はヒモでぶら下がってるのか?と思いましたが、自力飛行のようです。
他にも、新型ドローンとして、はばたくタイプの飛行物体も。
こんな感じで、従来の「ブーン」と飛ぶのではなく「パタパタ」でした。
その他、気になったもの。
盆栽型ロボット。じょうろ型ロボットで水をやったフリをすると喋り出し、悩み相談に応じてくれるそうです。
こちらはエアコンメーカーのダイキンのブース。
食事を美味しくする空気とは何だったのだろう?
時間がなくて体験できませんでした。
こちらは同じくエアコンを作る富士通ゼネラル。
首だけ冷やす「ウェアラブルエアコン」だそうです。
2時間くらいバッテリーがもち、付けている人の体調管理も可能です。
未来が楽しみなり
こういう展示会に行くと、いろんな技術が見られてワクワクします。
長生きに興味はありませんが、すごい技術が見られるならば、長く生きるのも悪くないかなと思います。
また来年も行けたら行きたいのう。