Switchゲーム紹介のコーナー。
うわああああ落ちるううううう
今回は任天堂Switchのインディーズゲーム「ヒューマン・フォール・フラット」をプレイしてみました。
あ、私には面白くなかったので批判的です。
ふにゃふにゃしたアクションゲーム
ゲームのジャンルとしては、アクションパズルになるのでしょうか。
プレイヤーは人型の…人型の何だろう。
手足が少し伸びて、カラダは軟体動物のようなふにゃふにゃ。
動かしても、ふらふらして俊敏な動きはできません。
あらすじ?
うわああああ落ちるううううう
は、さっき言いましたね。
どこかで見た話では、夢の世界に落ちていった男の話だったような。
だが決して飛ぶことはできない…
べちゃっと地面に落ちてからがゲームスタートです。
リモコンを探して手に入れると、どこかにヒント映像が映し出されます。
箱庭世界のパズルを解いて、ドアを開けて進んでいけと指示されます。
しかし、目的はよく分かりません。
例えば、スイッチを押すとドアが開きます。
これは一番簡単な例。
できなければ、貴方の知力を疑いましょう。
次はスイッチが2つ。
同時押しが必要になります。
次は、箱が置いてあるステージ。
箱を持って引っ張っていきます。
そして、箱をスイッチに乗っけてドアを開けておく仕掛け。
まだ簡単。
開いたドアを進んでいくと、次のステージに落下していきます。
アクション要素
パズルだけではなく、アクション要素が必要な場面も。
崖を登っていくことも。
ブランコにぶら下がって…
ぶら下がってダイブ!
着地してべチャッとなることもありますが、落ちない限りはやられることはありません。
また、残機があるわけでもありません。
穴から落ちると、同じ(または少し戻った)場所に戻されるだけです。
最初の内はスイッチを押すだけですが、徐々にステージも高度化。
パズル要素よりもアクション要素がぶら下がったり、機械を操作したり、汽車を押したり。
徐々にアクションも高度になっていきます。
ステージ設定も、崖だったり豪邸(?)だったり。
感想:操作性が悪くてストレスが…
静止画では分かりにくいですが、操作性がとにかく悪い。
それが売りのゲームだというのは分かっているのですが、全く合わないですね。
電車の上をぴょんぴょん飛び移るだけでも、ふにゃふにゃしたカラダでは難しい。
できるアクションは以下の通り。
1.ジャンプ(高さは腰くらい)
2.右手でつかむ(右手を上げる)
3.左手でつかむ(左手を上げる)
4.視点を変える
ボタンを押すだけでも、いちいち手を上げるボタンを押して、ボタンに手を合わせるという作業が必要になります。
2つ押すには、位置調整が必要になります。
頭の高さ程度の崖に登るにも「右手を上げて、左手を上げて、視点を上に向けて、崖に手が掛かったら視点を下に向ける」という操作が必要になります。
マリオだったら、Aボタンで終わる距離が、いちいち面倒。
プレイしてみないと、この操作性の悪さは伝わらないかもしれません。
何より、ぐにゃぐにゃしてる動きに加えて、
画面もそんなに安定していないので、けっこう気持ち悪くなってきます。
今更、3Dゲームで酔うとは思わなかったなあ…
ハマる人はハマるのか?
一時期、Switchの売上ランキングで1位になっていました。
その後数か月経った今(2018年10月)でも、まだトップ10に入っています。
ひとつひとつの箱庭アクションパズルを解いていくという、構成自体は私も好きです。
仕掛けはけっこう充実してるんですけどね。
操作性さえ良ければ、もっと面白かっただろうになあ…
細かい話をすれば、物理エンジンも独特なので、全てのものの動きがもっさりしていて、あまり楽しくありません。
この操作性や物理法則が好きという方もいるかもしれませんが、私にはとことん合いませんでした。
パズル好き、縛りプレイ好きの方はどうぞ。