Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は、80年代のPCアクション×ご当地キャラの横スクロールアクション「Sofia(ソフィア)」です。
80年代かあ…遠いなあ。
Sofiaのあらすじ
いきなり現れた主人公ソフィアは、ご当地キャラが大好きな女の子だそうです。
既に普通じゃないところに居たのですが、クリスタルが消えたことによって、「ご当地キャラの助けを求める声が聞こえる…」という世界に飛ばされます。
そこで、ご当地キャラを助けに行く旅が始まります…
ご当地キャラってほとんどしゃべらないと思うんですが、声が聞こえたんですね。
声で判別つくのってふなっしーくらいじゃないでしょうか?
シンプルな操作
操作はシンプルで、横移動とジャンプのみです。
(一応、上下で画面を少し上下に動かせますが)
攻撃ボタンもしゃがむボタンも何もありません。
箱の上でジャンプすることで箱が壊せ、アイテムが手に入るというのはなかなか珍しいですね。
また、特定の場所でジャンプすると隠し足場が出てくるところもあります。
こうやって、ジャンプで何かと調べるというシステムです。
敵に対する直接攻撃は一切できませんが、箱などからボールが出てくると、それを蹴っ飛ばして敵を蹴散らすことができます。
この時にボーリングの音が出るのがちょっと楽しい(褒め要素)。
が、ボールは転がって行くだけなので、持ち運びも大してできません。
あとは、時々ちょっとしたパズル要素も。
樽は移動できますので、それを使って仕掛けを作動させることもあります。
ただ、あくまで基本は右スクロールアクションです。
途中で鍵を手に入れて扉を開ける要素はありますが、ゴールにたどり着けばゴールです。
意外と殺意が高い
ステージは、地上と地底を行ったり来たりする場面が多いです。
地上は比較的のんびりとして、緑あふれ、背景には大きな湖や山々が広がっているんですが…
地底に行くと意外と殺意丸出しの罠が出てくるんですよね…
鉄球がゴツゴツ落ちてきますし、地面からはヤリが突き上がってきます。
ツララと炎が同時に出てくるという、ここはどんな気温なんだろうという世界です。
とにかく殺意だけは明確です(ツララじゃなくて岩なのかもしれませんが…)。
難易度が高いのは操作性?
ステージ構成は殺意こそ感じられますが、けっこうシンプルです。
ただ、見た目以上に難易度が高いのが、操作性の問題です。
操作は横移動とジャンプだけなのですが、このジャンプが曲者。
ボタンを押してから一瞬のディレイがあり、このジャンプが非常に難しい。
下は、崩れる足場を乗り継ぐだけなのですが、マリオだったら余裕なこんなステージも、このゲームではかなりの難易度でした。
着地したと同時に足場が崩れ、そうするとまともに次のジャンプができないので次の足場に飛べません。
その割に、正確な連続ジャンプを求められる(まあゆっくり行けばいいのですが)場面も多いので、よくやられたものです。
そのためジャンプの効果音(ぺいぃん、みたいな)のもだんだん嫌になってきました。
ただ、コンテニューは無限ですし、チェックポイントは比較的たくさんあるので、やられても然程マイナスはありません。
しかも、やられる前にとったアイテム(鍵など)は取得した状態で復活します。
正直に言えば、最初のチュートリアルの操作で「このジャンプの操作性は、(爽快感がないので)つらい」という気持ちがあったので、適当にプレイしていたせいもあります。
ご当地キャラ…?
ステージの途中には、このゲームの特徴であるご当地キャラが隠れていることがあります。
最初のキャラクターは、五稜郭タワー公式キャラの「GO太くん」です。
五稜郭には2年半ほど前に行ったのですが、このキャラクターは全く覚えていません。
土方歳三のイメージしかないんですが…
次のキャラクターは、鳴門寿司でアルバイト&海苔巻き推進大使の「海苔巻き珍太郎」。
鳴門って寿司で有名なんだっけ?と思ったら、愛知県のキャラだといいます。
これって普通の寿司屋のマスコットキャラクターなんじゃ…?
いちいち「お断り:ご当地キャラと及びご当地キャラの紹介メッセージは2019年時点のもので、現在の状況と異なる場合があります。予めご了承ください」と表示されます。
気になって調べたところ、「海苔巻き珍太郎」は鳴門寿司から独立したそうです。
アイドルかよ。
3体目は、大崎一番太郎。
とうとう商店会のマスコットも出てきました。
この辺りで、ご当地キャラの定義が分からなくなりました。
ただ、意外とその道では有名なのかもしれません。
珍太郎も一番太郎も、そこそこ活動していて、フォロワーなども思ったよりは多かったです。
操作性の限界を感じたため、この辺りでやめようと思ったところ、タイトルに戻ったら捕獲したご当地キャラとまだ捕まえてないキャラのシルエットが出ていました。
え、あと2体…?ということは5体だけ…?
と思ったのですが、気になって調べたところ、もう少しいるみたいです。
感想まとめ
コンセプトは面白いと思うんですよ。
いろんなご当地キャラの情報と、ご当地の紹介などがあるというのは、拡大解釈すれば桃鉄みたいなものですし。
ただやっぱり、アクションゲームとしては、だいぶ私とは相性が悪かったですね。
シンプルな操作は全く問題ないんですが、ジャンプの操作性がちょっと残念でした。
また、やっぱり敵に対する通常の攻撃手段は欲しいなと思いました。
追記:ジャンプとスティック操作の不具合については、修正されたと公式からご連絡いただきました。
千葉県のご当地キャラ紹介
千葉県では、公式キャラではチーバくん、非公式ではふなっしーが圧倒的な知名度を誇っています。
せっかくなので、千葉県の知られていないご当地キャラでイチオシをひとつ。
一部地域では有名かもしれませんが、白井市(しらい、じゃなくて「しろいし」です)の非公認キャラの「じねんじゃー」です。
(画像も公式Twitterから)
このキャラクターは、しろいの自然薯をPRするために生まれたはずですが…
普通にしゃべりますし、ゆるキャラには大抵いる補助員も無しでその辺歩いてますし、やってるのは市役所職員のMさんですし。
ただ、白井市のイベントで一度見たときは、子ども達から「じねんじゃーだ!」とトロロを引っ張り回されたり、「Mさんお疲れ様です」と言われたりしていたので、市民からはそこそこ愛されているようです。
過去のゲーム紹介記事
アクション系を中心に選んでみました。