Amazon Prime会員特典にて、「プライム・ワードロープ」が日本でも使えるようになったそうです。
そんなプライム・ワードロープについて思うこと。
どんなサービス?
プライムワードロープは、プライム会員なら誰でも利用できる「試着可能な通販」です。
具体的には通常の買い物のように、ワードロープ対象商品から、
3点以上8点以内の服を選びます。
すると、これまた通常通りAmazonから送られてきます。
そして届いた衣服のうち、気に入ったものはそのまま買い取って自分のものにできますし、
気に入らない・サイズが合わないものは、同梱されている着払い伝票で、
そのまま箱に戻して無料で送り返せるという仕組みです。
インスタグラマー辺りの餌食にならないか?
ネットに転がっている情報を見た限りではありますが、
衣料品店で試着してSNS用に写真を撮り、買わずに帰る人が増えているとか。
このワードロープでも、同じことがむしろもっと気軽に可能になりますね。
一応、一度届いたセット(3~8着)について、全ての商品に対応(買い取りor返品)が済まない限りは次に発注できないそうですが、対策としては不十分な気もします。
単に回転率を上げて、「頼む⇒着る⇒撮る⇒上げる⇒返す」を繰り返せばいいだけですしね。
新品が届くのかしら?
ワードロープ対応商品を眺めていたら、女子制服コーナーも。
極端な例えで言えば、『私がこれをいったん取り寄せ、
7日間ずっと女子学生気分を満喫したのち、
やはり返品する』ということだってあり得るわけです。
7日間も履いてたら、私も愛着が湧きそうですが、本質はそこではありません。
この場合、返品されたスカートは、また売られるのでしょうか?
そうでなくても、ちょっと一日出かけるときだけ着て出かけて、
(特に目立った汚れが付かなければ)そのまま返すことも可能になってしまうのでは?
「恥ずかしいところにタグでも付けて、タグを取ったら無効」といった対策を取っているのでしょうか?
クロネコヤマトは大丈夫かしら?
もう1つは、クロネコヤマトが大丈夫かという不安です。
先日、雑誌記事でAmazonと手を切った佐川急便の利益率は、クロネコヤマトを大きく上回るというものを読みました。
きちんとしかるべき利益と、働く人の労働環境が担保できているならいいのですが、
100株とはいえクロネコヤマトの株を持っている身としても心配です。
ただ、ネット通販による靴の試し履きサービスに関する記事を以前見たとき、意外と日本人は返品しないというような内容だったと記憶しています。
それならそれでいいんですけどね…
アメリカでは6月からやってたらしい
本家のアメリカさんでは、6月から同サービスを提供しているようです。
アメリカンな人たちの買い物性向はよく分かりませんが、とりあえずはまだ続いているようです。
それが10月になって日本でも実施するということは、ある程度の勝算があってやっているのでしょう。
やはり服はお店で買うかなあ
ぐだぐだ書きましたが、そもそもあまり服を通販で買ったことがありません。
理由のひとつは、そんなにまともなファッションサイトがないこと。
楽天は見づらいし、ZOZOは完全に見限りましたしね。
もうひとつは、小さい割にがっしりしている私の体型のせいで、ちゃんとしたものを買うときは試着必須なこと。
そう考えると、試着ニーズはあるのかもしれませんが、お届け⇒お試し⇒返品って流れがそもそも面倒くさいです。
Amazonのワードロープも一度くらい試すかもしれませんが、結局そのまま引き取って終わる気がします。
まあ、当面は服はお店で買おうかなと思います。