青春18きっぷ旅シリーズ。
書きたいことが溜まってしまっているので、少しずつ消化していきたいと思います。
今回は、越後湯沢駅のお話。
越後湯沢駅
妹に話を聞いたところ、私も含めて昔々にスキーに来ていたそうですが、全く記憶にございませんでした。
新幹線が泊まることもあって、駅は結構広いですね。
ただ、外国人観光客が押し寄せていると噂に聞いていたほどは観光客が多くはなさそうでした。
私の聞き間違いで、隣のガーラ湯沢駅に多いのかもしれませんが…
新幹線の駅と言うのは、総じてお土産屋さんなどが充実しています。
越後湯沢駅は、その中でも飲食店&お土産の充実した駅でした。
「がんぎどおり」という20軒程度の飲食店・お土産屋が並ぶ広場が駅内にあります。
(改札外)
日本酒の飲み比べができる「ぽんしゅ館」
そんな中、ひときわ珍しい施設がこの「ぽんしゅ館」。
新潟にある全酒造のお酒+その他日本酒類が飲める場所です。
銘柄をずらっと並べただけでもものすごい数ですね。
そんなに日本酒好きでもありませんし、そもそも酒飲みではないのですが、せっかくの米どころ・酒どころに新潟ですから、入ってみることにしました。
ちなみに16歳未満は入場すら禁止ですので、家族連れの方はご注意を。
ぽんしゅ館(越後湯沢驛店)の利用方法
ホームページによると、名称の「驛(駅)」は旧字体らしいです。
ぽんしゅ館は、500円の入場料を支払います。
そうすると、おちょこが一つと、5枚のコインを受け取りますので、握りしめていきます。
店内に入ると、ずらっと日本酒のサーバーが並んでいます。その数は100種類以上。
少数派ですが、梅酒、焼酎、ワインもありました。
お酒の種類によって必要なコインは1~3枚と異なりますので、5枚で2~5杯飲めることになります。
好きなお酒を選んで、おちょこをセットしてから必要コインを入れ、ボタンを押します(おちょこをセットしないと流れて行ってしまうので注意)。
そうすると、おちょこに一杯分のお酒が出てきます。
おつまみには、塩とみそとキュウリと。
基本的には、全てセルフサービスですし、お酒以外にメニューがあるわけではありません。
オプションとしては、「なまキュウリ」が1本100円で売られていました。
外国人なども買っていましたね。
キュウリを買っても買わなくても、塩とみそが試食できます。
こちらも30種類くらいはありました。
行儀がいいかはさておき、塩をペロリとやりながら日本酒を飲むのは悪くなかったです。
また、セルフで熱かんにすることもできます。
飲み過ぎる前に、水で薄めることもできます。
500円で収まらない人は、途中で水分をきちんと取りましょうね。
酒に弱い人も楽しめる
私は酒に弱いうえに味が分からないので、日本酒は全て「日本酒の味」としか分かりません。
しかし、その場で飲み比べれば、さすがに味の違いは理解できました。
(辛口・甘口とか飲みやすさとか、そういう表現方法は分かりませんけどね)
そんなに量を飲みたいわけではないので、3枚使う高級なものも飲んでみます。
酒の強さに応じて、杯数も考えるといいでしょう。
私は合計3杯ですが、これくらいなら酔わずに味を堪能することができます。
「いっしょに酔っぱらって記念撮影をどうぞ」と書かれていますが、ここまで酔っぱらったら辛いですね…
駅の中には温泉も
ほんのり酔っぱらったので、外を歩いて少し覚ましたのち、再び駅へ。
駅の中に温泉があるので、入ってみることにしました。
大人800円で、レンタルタオル付です。
飲食店やお土産屋さんが立ち並ぶ間をすり抜け、駅の一番奥に位置しています。
温泉には「酒」が入っているようです。
酒風呂の効能としては…
疲労回復、保温、美容、リラクゼーション、血行促進、育毛促進など。
のれんをくぐって入ってみましょう。
ちょっと良かった点としては、観光地のせいか、ロッカーが非常に大きかったこと。
私の50リットルサイズのリュックサックも余裕で入りました。
温泉(湯船)は10人入ったら厳しいくらいで、やや狭め。
私が行ったときには他に誰もいなかったので、のんびりとできました。
温度も恐らく41度程度で、熱すぎもなくぬるくもなくといった感じ。
越後湯沢駅はいい駅なり
食事についてはまた別途記事にしたいと思いますが、お土産も食事もお酒も温泉までここで完結できる駅でした。
駅に滞在しているだけでも楽しめるので、特に青春18きっぷのように途中下車できる旅の方は、寄ってみると楽しいと思いますよ。