JR山形駅。新幹線も停車する駅で、山形県の中心となる駅だと思います。
そんな山形駅周辺を徘徊した感想と、居酒屋で食べた山形グルメについて。
きてけろくん、山寺駅になってるけど気にしないでけろ。
山形駅の感想
まず、山形駅そのものの感想を述べたいと思います。
新幹線の停車駅であり、県庁所在地の名を冠した駅であるので、もう少し駅が大きいかと思いましたがコンパクトでした。
エスパル(S-PAL)という商業施設が駅ビルに組み込まれています。
ここでも、飲食店やお土産などを買うことができます。
たぶん日常生活の中では、最低限の買い物は十分まかなえることでしょう。
山形駅東口側
駅前(東口)は、地方都市の駅前そのものですね。
ビジネスホテル、居酒屋、飲食店がそれなりに並んでいます。
旅行者からすると、こういうのでいいんです。私が泊まったホテルも、駅から徒歩3分と好立地でした。
ちょっと路地に入ると、スナックなどが多数。そして路上駐車も多数。
山形駅西口側
反対側の西口の様子。
細かい建物は少なく、マンションや公共施設、ホテルなどが立ち並んでいます。
一か所、大規模な工事現場がありましたが、何かあるんですかね?
その中でも一番目立つ建物である「霞城セントラル」に入ってみます。
ここは飲食店がいくつか、そして公共施設(パスポートセンターなど)が入居するテナントビルのようです。
最上階にはレストランとともに、展望台がありました。
山形駅周辺の様子を一望できます。
若いカップルが複数組いたので、あまり長居はできませんでした。
山形グルメを食べる
さて、東口に戻ってきました。
今回泊まったホテルから50mくらいの位置にあった、「山形番屋」というところで夕食です。
入口が比較的分かりづらいですが、1階がミスタードーナツ、地下1階が中華そば屋、そして2階に山形番屋です。
階段で登っていきましょう。
16時過ぎに行ったら、「開店は酉の刻です」と書かれていました。
最初から17時って書いといてくれないかしら。
これが入口。
高さは150cmもないでしょう。かがんで入ります。
入店すると、法螺貝によるお出迎えがあります。
カウンター、正確には囲炉裏の一枠に席をもらいました。
普通のカウンターよりも落ち着けていいですね。
酒樽型の半個室も用意されていました。
せっかくですので、地酒をいただくことにしました。
開店直後なので、10杯限定の「氷升酒」をいただきます。
よっぽど寒いときを除いて、冷酒の方が好きです。
お通しを待っていると、謎のマグロ量り売りシステムを紹介されました。
よく分からないけど、頼んで食べる。まあマグロは普通ですかね…
山形名物を食べたよ
山形料理といえば、「だし」ですね。
きゅうり、オクラ、ミョウガ、ナスなどをみじん切りにして、しょうゆなどで味付けしたものです。
半分、薬味のようなものなので、冷ややっことの相性がいいです。
もう1つは、「芋煮」ですね。
サトイモ、豚肉、ネギなどが同じくしょうゆベースのつゆで煮られています。
鍋料理は、1人前から頼めるところは限られているので助かります。
その他、名物か分からないけど食べたもの。
こちらはウニ焼き。網の上で、昆布に乗せたウニを炭焼きします。
変わった食べ方するんですねえ。
こちらはお漬物。
メニューでは「サクランボの漬け物」の写真があったので頼んだのですが、残念ながら赤かぶでした。
まあ美味しかったといえば美味しかったです。
開店直後で火が起きてなかったのか、最後に出てきたのがお通し。
ホタテとエビを炭焼きしたものです。
ちなみにこのお店の評価ですが、味は悪くなく接客もいいですが、私基準で考えると若干お値段が高いかなあという印象です。
全体的に1品あたり100~300円くらいお高めというのだけが残念でした。
米沢牛は?
改めて写真を振り返ると、思ったより食べてなかったなあという印象です。
そして山形といえば米沢牛ですが、このお店及び駅周辺では見つけられず…
「山形牛」という看板はあったのですが、米沢牛とは違うのでしょうか?
まあいずれ食べる機会もあるでしょう。
山形駅周辺で栄えている場所は、七日町付近らしい
しかし、帰り際に知ったのですが、山形駅周辺で一番栄えているのは、駅前ではなく「七日町」というエリアだそうです。
駅からは2kmくらい離れており、疲れていて今回は訪れませんでした。
その手前に位置する「十日町」付近は少し歩いてみたのですが、確かにチェーン店が無い分、面白そうなお店が思った以上の数で立ち並んでいました。
ひとり旅では、なかなかハシゴすることもありませんが、こういうところを食べ歩きできたら良かったなあと少し後悔しました。
次回行くことがあれば、七日町付近に宿を取ろうと思います。