Switchゲームレビューのコーナー。
※今までは「紹介」でしたが、メジャータイトルなので「レビュー」としました。
今回は、「ライザのアトリエ~常闇の女王と秘密の隠れ家」です。
ハリーポッターっぽい副題ですね。
先日と言ってもだいぶ前、「これでアトリエシリーズ終わりらしいよ」とデマを撒いてしまったのがショックだったので、反省代わりに発売日に買ってみました。
アトリエシリーズはマリーのアトリエ以降、何作か遊んだことがありますが、これまでとだいぶ異なっていて、少し戸惑う場面もありました。
とりあえず、2時間くらい遊んだ感想です。
- あらすじ①なんてことない日常から冒険の旅へ
- あらすじ②初めての戦闘と人助けと助けられ
- あらすじ③錬金術との出会い
- ゲームシステムについて
- ライザのアトリエの戦闘システムについて
- 2時間プレイしての感想
- おまけ:たーる
あらすじ①なんてことない日常から冒険の旅へ
ライザリン・シュタウト、通称ライザはクーケン島という島に住む女の子。
ライザは島の暮らしに、何よりも自分がなんてことない「普通」であることにも飽きていた。
そこで、臆病だけど聡明で歴史を研究するタオ、武術の腕が立つ筋肉質のレントの2人の仲間と、島の外への冒険を計画していた。
ある日、島の外から承認がやってくることになり、それを見に行く口実で島の対岸を目指すことにする。
家族や村人の目を忍ぶため、村はずれの釣り船を使い、冒険の旅に出るのだった。
それが三人にとっての初めての冒険であった。
あらすじ②初めての戦闘と人助けと助けられ
※長いので分けました、あらすじ。
対岸の地についたライザたちは、初めての魔物に遭遇する。
どんどんと奥へ進んでいく。
すると、女の子の悲鳴が。
見ると、金髪の少女がモンスターに襲われるところであった。助けに入るライザたち。
見事、魔物を倒し、少女クラウディアを救出。
彼女は村にやってくる商人の娘だった。早速仲良くなるライザ達。
しかし、直後に凶悪な魔物がやってきて、全員やられてしまう。
全滅と思ったところ、謎の男女二人が武術と爆弾を用い、あっさりと魔物を撃退。
ライザは、男が使った「錬金術」に興味津々。
あらすじ③錬金術との出会い
アンペルとリラは、かつてこの地にあった王国を研究しており、しばらく村に滞在することになった。
ライザはアンペルの錬金術に、レントはリラの武術に、タオは二人の考古学知識に憧れ、それらの技術や知識を教わることに。
意外と良い人達でした。
実践的な知識から教えてくれるアンペル。
村には水源を独占する権力者の息子ボアスとその取り巻きのランバーなどの嫌な奴もいるけれど…
こうして3人は新たな一歩を踏み出したのだった。
ゲームシステムについて
というわけで、画像多めの「あらすじ」でしたが、次はシステムについて。
大枠としてはアトリエシリーズとして変更はないようで、「素材を集めて調合していく」ということは変わらなそうです。
ダンジョンだけでなく街中にも採取ポイントが多く存在し、AボタンやYボタンで続々と採取していきます。
アンペルさんは、錬金は教わるより実践と言っていましたが…
若干錬金システムも変わったため、慣れるまでは確かに実践が必要そうです。
原則はレシピ通りの素材を集めて入れればいいのですが、画面の情報量が結構多いので、全体を考えてできるようになるには、ライザとともに勉強が必要そうです。
もちろん、最初のうちは簡単なんですけどね。
こうして、どんどんと素材集めの冒険に出て、様々な錬金を行っていきます。
ライザのアトリエの戦闘システムについて
大きく変わったなあと思ったのは戦闘システムです。
まず、タイトルに書いた通り、リアルタイム戦闘になりました。
そして、操作キャラも1名(通常はライザ、戦闘中も随時変更は可)で、他のメンバーは自動攻撃になりました。
細かいですが、念のため説明しておくと…
まず画面左の顔アイコンが下に流れていき、一番下までくると行動順が回ってきます。
攻撃はA、必殺技はX、移動はBなど行動を選びます。(後にできる行動が増えます)
アトリエシリーズの特徴でもありますが、もちろん錬金アイテムも使えるようになります。
行動するごとに「AP」という値が溜まっていき、これがスキル使用の条件などになります。
「TACTICS」は1~3レベルあり、「AP」が一定以上溜まると、その戦闘中のみレベルアップができます。
TACTICSレベルが上がると、APの上限が10⇒20⇒30と上がっていくとともに、タイミングよくAボタンを押すことで連撃もできるようになります。
これに更に、状態異常や弱点攻撃などが追加されるので、けっこう忙しい戦闘になります。
まだ序盤も序盤ですが、動画もあるのでご覧ください。
2時間プレイしての感想
前にアトリエシリーズをやったのは2009年発売のロロナ(?)のアトリエだったように思います。
最近かと思ってましたが、時の流れるのは早いもので、ここ10年くらいはやっていないんですねえ。
発売前から、主人公ライザのグラマラスボディっぷりは話題でしたが、それはさておき明るく前向きで主人公らしい主人公と言えます。
これまでのアトリエシリーズだと、学校や店などで錬金術師として過ごす=錬金術師を最初から目指している話でしたが、今回は「なかなか錬金術師になりそうにないなあ」というスタートなのが珍しく感じました。
見た目だけで判断して、あまり好きになれそうになかったレントやアンペルも、それなりにナイスキャラっぽいのは良かったです。
レントは熱血筋肉バカかと思いきや、思ったより冷静でした。
アンペルはクールな嫌味キャラかと思いきや、普通に良い人。
ただちょっと、タオ君は臆病メガネキャラなのであまり好きになれそうにないです。
そして島の水源を支配する「嫌な奴」とは後で面倒くさいことになりそうな感じがします。
あまりアトリエシリーズで嫌な性格のキャラっていなかったような気がします。
その辺のどろどろした権力争いはあまり見たくないかなあ。
さて、次に錬金と戦闘システムについてですが…
どちらにも共通して言えるのは、まずは「情報量が多過ぎ!」ということですかね。
錬金はある程度落ち着いてできますし、慣れればどうにかなるかな?
戦闘は先ほどの動画でもあった通り、かなりあわただしいです。
雑魚戦闘ならいいのですが、強敵にあの情報量はさばききれるかなあ…
上下左右、ABXY、+-も全て使いますし、一切ノンストップ。
その割には被ダメ・与ダメが見づらく、いつの間にかピンチなことも。
これで状態異常まで来たらと思うと…慣れればオジサンでも付いていけるのかしら?
まあそれでも久々のフルプライスゲーム、そしてアトリエシリーズですので、楽しんで元を取りつつやっていきたいと思います。
最初は機械でも買って「初めての実況動画撮るか!」と思ったのですが、きっと多くのYouTuberやらがやっているのでしょう。見ないけど。
でも、これからも画像と文章によるプレイ日記みたいなのをたまに書くかもしれませんので、よろしくお願いいたします。
3人も悪くないけど、仲間が増えるといいなあ。クラウディアは加わるんだろうけど。
おまけ:たーる
シリーズ恒例の、「たーる」は今回もありました。
そしてバリエーションがやたらと豊富でした。
こういう所は、長期シリーズとしてちゃんと押さえておくんですね。
この「たる」シリーズも、そもそもは何だったんだっけ?