私が海外旅行に行かない理由はいくつかありますが、
・入出国の手続きがよく分からない
・言語の壁
の2つがあります。その他、お金や時間もありますが。
最も近い海外である台湾に行くにしても入念に調べないと恐ろしくて行くことができません。
同じような悩みを抱える人もいるかと思いましたので、今回は成田空港~桃園空港辺りのことを書いていきます。
珍しく役に立つ記事かもしれないぞ!
まあ、今回私がたどったルートだけですけどね。
成田空港第二ターミナルで両替
成田空港第二ビル駅で下車して進んでいくと、すぐに国際線乗り場にたどり着きます。
が、その前にGPA外貨両替専門店がありましたので、こちらで両替をしておきます。
朝の7時30分~20時30分までやっているようです。
空港内にはいくつか両替所がありますが、ここが一番空いていましたし、駅からは手前にありましたので、ささっと両替してしまいます。
ここは日本語で大丈夫です。
現地通貨〇〇ドル分という注文もできますが、今回は「15,000円で買えるだけのニュー台湾ドル(NT$)をください」という注文をしました。
すると3,800NT$と提示されたので「そ、そそそそれを下さい」と言って終了。
1NT$≒4円弱(手数料込み)なので、3,800NT$=14,817円となります。
500NT$を7枚と100NT$を3枚ゲットしました。お釣りは日本円で貰えました。
搭乗手続きに進む
とりあえず現地通貨を手に入れれば、向こうでくいっぱぐれることがなくなります。
そしてこちらが国際便の搭乗窓口です。
ここはいつ来ても(といっても3回目ですが)旅に出るという感じが高まります。
広い割には人の密度が低いんですよね。そこが少し不安になります。
今回は、チャイナエアラインに搭乗します。
手続きはこちらの機械で完結しました。
ここで飛行機の予約番号を入力し、パスポートをスキャンさせます。
そうするとBOARDING PASSが手に入るので、失くさないようにしましょう。
右下の「42K」が座席番号です。
「ZONE2」というのは、飛行機に乗る際の順番です。
奥の座席の人から入っていきますが、その人達が「ZONE1」。私の席は真ん中あたりなのでZONE2(後半に入場)ということです。
なお、飛行機の時間は14時30分発ですが、集合時間は30分前になっています。
この後も保安検査場の通過がありますし、荷物を預ける、そして混雑するなども考えられるので、やはり2時間前くらいには空港に着かないといけないですね。
保安検査場など諸々チェックを受ける
荷物を預ける人はその前にカウンターに寄る必要がありますが、今回の私はリュック1つで機内持ち込み可能だったため、そのまま保安検査場に入場できます。
検査場は少し混んでいましたね。
ここは写真撮影不可なので、文章のみ。ここも日本語です。
国内線よりもセキュリティが少しだけ高く、ベルトも外して上着も脱げと言われました。
上着と言っても、アンダーウェアの上にシャツを羽織っているだけ。
このシャツの下はすぐにセクシーランジェリーの可能性もあるのに、まさか脱がされるとは思いませんでした。
台湾への持ち込みが禁止される品目で特に注意が必要なのは、「肉類が一切禁止」ということです。
豚コレラが流行っていることもあって、肉類は加工品であっても持ち込みが禁止されており、厳罰が待っているそうな。
かたや、モバイルバッテリーが不安でしたが、問題ありませんでした。
24000mAhの横20cm×縦5cm×高さ3cmくらいのやや大きめのものをリュックに入れてましたが、特に何も言われず。もう一つの小型のバッテリーも大丈夫でした。
その後は、パスポートのチェックです。
が、基本的にはパスポートをスキャンするだけでOKでした。
恐らく、日本のパスポートで台湾に行くのは比較的緩いからでしょうね。
ただ、簡易になったおかげで、パスポートにスタンプを押してくれませんでした。
カウンターで頼めば押してもらえますが、記念に欲しい人はカウンターに寄りましょう。
検査場の後はショッピングタウン
無事に手続きが終わると、NARITA5番街と呼ばれるショッピング街です。
セカイの名だたるハイブランドが並んでいるので、ここで買い物をする人も多いのでしょう。
出国なので関係ないですし、カルティエなどハイブランドは縁が全くないのでよく分かりませんが。
日本的なお土産売り場も多くあります。
AKIHABARAと書かれていますが、電器要素はほとんどなく、ROYCEのチョコなどお菓子類が中心のように見えました。
ちょっとしたAKIHABARA要素もありましたけどね。
搭乗口手前の通路には、椅子なども置かれていました。
この個室のようなスペースは充電も可能で良かったですね。
カフェもありました。
ここでコーヒーや軽食なども取ることができます。
ついでにベッドのサンプルも置いてありました。
西川の「エアー」です。かなり寝心地良かったなあ。
飛行機に乗り込む・入国カードを書こう
それでは、いよいよ飛行機に乗り込みます。
先ほど書いたように、最初はファーストクラスなど優先登場。
次はZONE1、ZONE2となるので間違えないようにしましょう。
ZONE1案内中にZONE2の人が大量に並び、そのせいで余計な手間が発生していました。
乗り込む際に、再度チケットを確認されるので手元に持っておきましょう。
飛行機の中で忘れてはいけないのが、台湾への入国カードの記入です。
キャビンアテンダントの人が配ってくれますので、手を挙げてもらいましょう。
氏名・住所・パスポート番号・飛行機番号・ホテル名などを書いていきます。
VISAの所は、短期観光ならば書く必要はありません。
ペンも貸してくれるとは思いますが、持っていた方が楽です。
機内食はこんな感じでした。けっこうボリュームがあります。
今回のフライト時間は3時間ほどでしたので、食事はつかないと思い込んでました…
まあ味はそれほど美味しいわけではありません。これはどこの機内食でもそうですが。
豚くんがかわいい。
着陸後の手続きなど
映画を観ていたら、体感的にはすぐに到着しました。
翼よ、あれが台湾だ。
夕日がまぶしい。そして暑い。
ようこそとWelcomeしか分かりませんが、歓迎ムードです。
さて、手続きの話に戻ります。
何も申請するべきもの(商取引や肉、その他)がない人は、このカードを持っていきます。
これは飛行機から降りたところですぐにもらえます。
上のカードを持っている人(申告する持ち込みがない人)は、左側の緑色のゾーンに進みます。
その後、「入国検査」を目指してぺたぺたと数分進んでいきます。
最後の関門がこちら…ですが、恐ろしく人が並んでいました。
「持非中華民国護照=中国以外のパスポートの人」ということみたいなので、こちらに並びます。
ここも撮影は止めておきましたが…
カウンターで先ほどの「入国カード」とパスポートをみせ、顔の撮影と指紋を提出すれば終わりです。
指紋は両人差し指をセンサーに押し当てます。
それが終わると、いよいよ無事に到着です。
中華民國入境おめでとう。
慣れない手続きや言語環境にいると、繊細な私は不安に駆られます。
ここまでくれば一安心。もう旅の半分は成功したようなものです。