2019年10月3〜6日に台湾・台北市にて開催されたポケモンGOイベント「Safari Zone」。
ひとり旅はよくやるけれども海外への苦手意識が強い私には、良いきっかけとしてとらえて、台湾に旅立つことにしました。
三重駅へ
台北と一口に言っても会場は限定されており、「新北大都会公園」という場所です。
最寄りの駅は、MRT(鉄道)の三重駅。
三重=サンチェン?と読むっぽいですが、どうみても「みえ」です。
そして台北駅からはオレンジラインのMRTに乗るのですが、気が付いたらオレンジラインが分岐しており、「三重國小駅」(三重小学校前駅)に間違えて行ってしまうというトラブルも。
三重駅周辺は、比較的高層のマンションが立ち並び、都会感がありました。
そして、駅を降りてすぐに看板を発見。
そして超混雑。
おかげさまで、会場である新北大都会公園に行くのは、人の流れに乗っていけば簡単です。
途中途中、看板を持った案内人もいらっしゃいます。
公園に向かう人の群れ。これが開始時刻10時を少し過ぎた辺りです(駅を間違えたので)。
コミケ並みの人の量に圧倒されながら、会場となる公園(普通に歩けば徒歩5分くらい)のところに入っていきます。
新北大都会公園は広いけど何もない
さて会場ですが、ものすごーく広い公園でした。
日本の公園で言えば、どれくらいでしょうか?
駒沢オリンピック公園くらいの広さは軽くあるのではないでしょうか。
ただし遊具などは一部を除いてほとんどなく、どちらかというと「ただの河川敷」というところは否めません。
そして周りにコンビニなどはありませんでした。これが後々問題になってきます。
カブトムシを捕まえよう
会場に近づいたときには、既にこんな状態でした。
数多くの捕まえていないポケモン達。
といっても、ヘラクロスとアンノーンなので実質2種類ですけどね。
こちらが公園内のポケストップの様子。
お祭りらしく、量も間隔もばっちりです。
ただ、出現がものすごく多いかというとそうでもありませんでした。
接続がけっこう重かったせいもあって、一度に出てくるポケモンは5~8匹程度です。
会場内イベントと人混みの様子
会場内には、様々な展示がありました。
11月15日に新作「ポケットモンスターソード&シールド」(だっけ?)が出るので、その宣伝はかなり行われています。
この人たちの名前は知らないんですけどね。
そしてピカチュウ。「皮上下丘」(上下は合体している奴)でピカチュウ?
カビゴンもいました。少しだけ本気を出しているような角度。
これもポケモン…?いや、公園に古くからあるオブジェのようでした。
ステージも基本的にはソード&シールドの宣伝が流れていました。
後に、タレント?が「イーアルサーン」とやる気なく延々と叫んでいるという不快なステージイベント(音声しか聞こえなかったので、何やってたか知りませんが)が繰り広げられていたようです。
そして何といっても人の量がすごい。手前の列も多いのですが、奥にも人の列が見えたときには少し引きました。
もはや歩きスマホしていない人はほぼいないので、それなりに周りに気を配らなければなりません。
熱中症になるぞ
先に結論だけ言っておきますと、3時間弱で体力の限界を迎えました。
前日ほとんど寝ていないのもありますが、何よりも台湾は亜熱帯。
そして新北大都会公園には、ほとんど日陰がありません。なぜならただの川っぺりだから。
近くにコンビニ等がないのは知っていたので、ペットボトルを2本持っていましたが、それでも日差しが出てくると暑すぎました。
数少ない休憩所改めテント小屋も、ゆっくり休める広さはありません。
初めて日傘(といってもただの折り畳み傘ですが)を利用しましたが、人混みとの相性も悪いですし、ポケモンGOとの相性(操作性)も最悪。
休憩中は日傘の下で何とかしていたのですが、それでも気温は高く、日差しは完全には防げません。
日傘越しの公園の様子。
先ほど書いたように、コンビニや喫茶店は近くにありません。
飲み物等は露店に売っていなくはないのですが、それでも大してありませんでした。
食べ物は基本的にホットなものばかりでしたし…
そしてトイレがバキュームカー併設のため、周辺が下水・汚水臭いのもあって、屋台でモノを買う気にはなれませんでした。
公園を横断するようにかかった橋の上には、数少ない日陰スポットがありました。
こんなステキなブロックも置かれていましたが、この芝生の上で休憩していなかったら、本当に倒れていたかもしれません。
捕まえたポケモンたち
そんな熱中症と戦いながらの、ポケモン捕獲結果。
ハイパーボールは550個ほど持っていましたが、終了後は200個ほど減っておりました。
まずはアンノーン。
「SAFARI」がいっぱいいるとのことでしたが、正直なところ、アンノーン自体にあまり興味がありません…
それなりには出現していたのですが、そもそも見づらいんですよね…
まあそれでも、一通りは捕まえたと思います。
そしてメインターゲットであったヘラクロス。
野生で遭遇したのはもちろん初めてです。
けっこういっぱい出てきたのですが、やはり最初の一匹はいいですね。
これでカントーに続いて、ジョウト地方の図鑑もコンプリートできました。
合計で24匹捕まえました。日本に戻ってきて、少しずつ知り合いに配っています。
続いて色違いポケモンたち。
最初に出てきたのはストライクでした。緑が濃くなっています。
次はヤンヤンマ。青い方がいいですね。
この時はなぜか雨になってましたが、実際は快晴です。
そしてこの時期から色違いが実装されたナゾノクサ。
こいつはわんさか出るのかと思いきや、100匹捕まえても1匹だけでした。
そしてアノプス。
こちらも今まで何度かイベント出現もしていたものの、色違いは初めてでした。
ヒノアラシは要らなかったですね…
コミュニティデイが終わったキャラ達は出てこないで欲しかったですが、やたらと出現していました。
その他、ヒンバスの色違いも捕まえたのですが、画像を取り忘れた上に交換してしまったので画像無しです。
あれはフワンテかなあ。
おまけ
この人、確かネットニュースでも見たことある有名なプレイヤーですよね。
推定スマホ40台による複数アカウントや自転車プレイなど、私からすれば軽蔑すべきプレイヤーですが、人だかりができていたので何かと思いました。
台湾サファリゾーン感想まとめ
さて台湾サファリゾーンの感想ですが…
イベント単体でみると、”こんなもん”でしょうか。
多く出てきたポケモンをまとめると…
- ナゾノクサ
- ミツハニー
- バナップ
- アノプス
- リリーラ
- ヒンバス
- ヒノアラシ
- ストライク
- ヤンヤンマ
- ナックラー
- ヒマナッツ
こんなところです。
その他、ポカブ・ツタージャ・ミジュマルも少し、ニョロモも少し。
ちょっと種類が多過ぎたのと、イベント感が強いのが少なかったかなあと。
ミツハニーをいっぱい捕まえても仕方ないですし…
ナゾノクサの色違いがごろごろ出るかなあと期待していましたが、そんなこともなく。
あとは、イベント会場が他の観光地等から遠いんですよね。
周辺に店がないのも相まって、本気の人は気にしないのかもしれませんが、やや不便な場所にあると言えます。
そして何より、日陰が少なすぎて暑さが厳しい。
会場内でも、日本語で「熱中症に気をつけて」といったアナウンスがされていましたが、10月の台湾というのが例年これくらいの気温なら、もっと冬の時期でも良かったように思います。
屋台がもっと衛生的だったらなあ。
まあ冒頭に書いたように、苦手な海外旅行をするきっかけになったので良かったんですけどね。
けろけろ。