今回は偏見全開で行きます。バックデータもありません。私の個人的経験則です。
人は見た目が9割
「人は見た目が9割」という本が流行ったことがありました。
未だに読んだことはないのですが。
流行ったせいか、漫画版や「やっぱり人は見た目が9割」といった続編も出ているようです。
聞いた話では、この本の内容は「人の話は顔の表情や声質で伝達され、その内容自体は7%しか情報が伝わっていない」的なものだそうです。
まあ声が見た目に区分されるかは置いておいて、広く言えば「言葉以外の印象」での情報伝達が9割ということなんでしょう。
で、その人の言葉以外の部分からその人を判断しているということ。
今回、私が言いたいのは(恐らく)これとは違う内容です。
見た目で判断すると9割くらいは合ってる(悪い方)
さて、今回の記事タイトル「9割の人は見た目通り(悪い意味で)」について。
今読んでいる方の中にも、「この人は悪そうな人だな、近づきたくないな」と思う見た目の人っていると思います。
分かりやすい例として、いらすとやさんから典型的な画像を拾ってきました。
で、こういうヤンキー的な人について、9割くらいは見た目通りだなあと思います。
1割くらいは「あぁ見た目はこうだけど結構良い人なのね」というケースもあるかなあと思います。
つまりヤンキーが10人並んでいたら、1人くらいは実は良い奴がいるかもしれませんが、9人は見た目通りです。
だらしない格好の人も、だいたい同様です。
同じく、いらすとやさんからイラストを借りてきました。
見た目がだらしない人は、だいたい生活もだらしないです。
多少ネクタイが曲がっているとか、スーツに少し皴があるとか、そこまで細かくは私も気にしませんが・・・(私は自分に甘いので)。
とはいえ、こんな感じの見た目をしていた場合には、9割の人はそのままだらしない生活、ひいてはビジネスならばお付き合いしたくない人です。
逆に見た目はだらしないのに「この人できる!」という人は1割いればよい方かなあと思います。できる人は見た目込みでできますからね。
だらしなく見えるのに凄い、というと思い出すのは昔の羽生名人でしょうか。
寝ぐせのまま試合に臨むことで有名でしたね。
「人を見た目で判断してはいけない」という人もいらっしゃいます。
見た目だけで100%判断するのはさすがによくありませんが、「見た目も含めて判断される」のは当たり前ですよね。
つまり、「見た目で人を判断しても9割くらいは当たってるんじゃね?」ということです。
見た目が良いから良い人ではない
ただしこの9割理論、プラス面ではほとんど成立しません。
なぜなら見た目がいくら「良い人そう」でも、世の中そんなに良い人ばかりではありませんので。
真面目そうに見えて不真面目なんていくらでもいますし、顔が良ければ性格も良いなんてこともイコールではありません。
極端に言えば、詐欺師ほど見た目には気を使いますし、犯罪者だって見た目は普通の人が多いです。
バランスよく判断を
先ほども書きましたが「人を見かけで判断するな」という人がいます。
これも先ほど書きましたが「見かけだけで判断するのは良くないけど、見た目も大事だろ」としか思いませんが…
それでも「見かけで判断するな」という人がいるんですよね。
例えば、全裸に鼻眼鏡とブリーフ一丁、上半身は乳首にモールを巻き付けただけの状態で、犯罪の根絶について素晴らしい主張をしている人について、見た目での判断を全くしないで賞賛することができるでしょうか?
内容が素晴らしいからといって、子供たちにも会ってほしいと思うでしょうか?
こういう極論じみた内容で反論するのは良くないと思うのですが、やっぱり見た目も大事ですよね。
結局は、見た目だけとか中身だけとか第一印象がどうとかではなく、バランス良く総合的に判断できる目が一番なのかもしれません。
というわけで「人は見た目が9割」ではなく「9割の人は見た目通り(悪い意味で)」という話でした。
皆さんは人の判断と見た目について、どのようにお考えでしょうか?
結論
いや、他人が他人を判断するなどエゴでしかないのかもしれない…