久しぶりに音楽ライブに行ってきました。
THE YELLOW MONKEYの30th記念ドームツアー。
本来は今年4月の予定でしたが、延び延びした結果が11月3日です。
世間では嵐の誕生日だったらしいですけどね。
ただ今回は、 ライブの内容というよりはコロナ対応について思うこと。
コロナ後、東京ドーム初
緊急事態宣言以降、この手の音楽イベントは東京ドーム初だそうです。
定員は約46000人ですが、今回は参加者19000人に絞った開催となりましたが、その人数もプロ野球を除くと、厚生労働省の指針上はMAX。
屋内イベントとしては最大のものと言われているそうな。
そういうわけで、ウィズコロナ、アフターコロナを踏まえた試金石にもなるライブとなりました。
それゆえか、いろんなお願い事項がありました。
また、TYMS(イエローモンキーの事務所)の社長(?)が出てきて、冒頭にあいさつ。
4月に開催できなかった忸怩たる思いや、今回のライブに関するお願い事項。
声を上げないでくれとか、COCOAを入れてくれとか。
そんなライブも初めてでしたが、なかなかの名スピーチでした。
というわけで、ライブでの対策の様子などを書いていければと思います。
感染確認アプリ「cocoa」の確認
まず、感染確認アプリのcocoaは必須で、インストールして導入していないと入れません。
そもそも開催前の時点で、何度もインストールして起動しておいて、陽性者との接触を確認してほしいと通知が来ておりました。
最近、めっきり聞かなくなったのですが、イベント系では利用を求められることが多いですね。
私はちゃんと8月から(7月分は消えたけど)使っていたので、まあここは問題なし。
入場時間の分散
最大3時間以上前から入場させることで、混雑の解消を図るもの。
座席の場所によって、入場時間が設定されており、
私はだいたい2時間半前に入場になりました。
また、受付待ちについては、こんなシールが大量に貼られていました。
こういうの大変だろうなあ(今回のイベントでというわけではないと思いますが)。
入場時の様子
入場時は、手指のアルコール消毒・マットによる靴の消毒・検温などが行われています。
また、マスクは必須です。
飲食については特に制限は無さそうでしたが、缶・ビンは持ち込み禁止となっていました。
これがコロナ対策なのかどうかは分かりませんが。
座席での様子
まず座席ですが、前後左右が一つずつ開けられていました。
こんな感じ。
■・・・人
〇・・・空席
■〇■〇■〇■
〇■〇■〇■〇
■〇■〇■〇■
〇■〇■〇■〇
そして、先に書いたように、大きな声出しは基本的に禁止。
コール&レスポンスみたいなのもなし。
はしゃぎ過ぎない。
といったことが注意事項でした。
また、東京ドームの全座席にQRコードが貼ってあり、読み込むとこんなのが出てきます。
「TOKYO DOME ALERT」なるホームページがあり、感染者が出た場合に個別連絡が貰える仕組みとなっています。
また、密を避けるためにトイレの混雑具合が分かる仕組みも。
どれくらいリアルタイムなのか分かりませんけどね。
ライブ中
ステージと客席は5mくらいは空いているようでした。
前述の通り、席は前後左右空いていますが、それでも「そこそこ埋まっているように見える」状態でした。
そいsていつもは曲の合間に「吉井さーん!」とか「ヒーセ!!」とか「つるちゃーーん!」とか歓声があがるのですが(あまり好きじゃないけど)、そういうのはなく、きちんと守られていました。
「Everybody Sing!!」みたいなフリもあったんですけど、それをやっていいのか困惑はしましたが。
かといってスタンディングまでは禁止されてませんし、手を振ることもOK。
また、FreFlow(フリフラ)と呼ばれる電子機器が(私としては)画期的でした。
リストバンド型とペンライト型があるのですが、これが全座席(空席にも)設置されています。
自分の席にあるものは手首に巻いておきます。
そして曲に合わせて(正確にはプログラムに合わせてですが)一斉にそれが光ります。
それがなかなか綺麗でしたし、外野だけ赤、内野の半分は白、もう半分は青とか、細かい設定もできるようでした。
空席にも置かれているので、それも光りますしね。
これで歓声などがあげられない分の一体感を補うとともに、ライブ自体の雰囲気作りにもだいぶ貢献している感じがしました。
帰りについて
ライブ終了後も、指示があるまでは自席で待機です。
分散で退場していくため、スタッフが「Aブロックの人~」といった感じで誘導していく待ちます。
私の席は運が悪かったせいか、終わってから出るまで20分くらい待ちましたかね。
また、駅での混雑を避けるために、水道橋駅や後楽園駅を使わず、1駅歩いて欲しい等のお願い事項もアナウンスされてました。
私は水道橋にホテルを取っていましたが、それが正解だったかな(足が痛くてほとんど歩けませんでしたし)。
感想まとめ
改善点としては、流石に約3時間前に入場は厳しいです。
海外旅行に行くなら空港にはいろいろありますが、東京ドームの座席で3時間何もなしは肉体的にも精神的にもちょっと辛かったですね。
欲を言えば、過去のライブ映像を流す等のエンタメがあると良かったのですが。
また、正直なところ前後左右がいないって、かなり楽なんですよね。
むしろ東京ドームの座席で左右に人がいたら、かなりのびっちり感で辛かったと思います。
ただし。
本来ならほぼ満席で売れていた4月分(しかも2日間)がキャンセルとなり、日数も1日となり、しかも会場は4割程度しか入れられない。
有料オンライン配信もありましたが、グッズの販売等も含めると売上は大きく減るでしょう。
しかも、アルコール消毒の準備等で費用もかさむし、自身の体調管理など、運営側は並々ならぬ苦労があったと思います。
それでも開催してくれたことには感謝しかありません。
なので、普段は9000円前後が中心のライブ価格ですが、個人的には1.2倍~1.5倍くらいはまあ許容範囲かなあと考えています。
12月28日には、また武道館でライブがあるので、とりあえず申し込んでみました。
まとめのまとめ
これがコロナ禍のライブ。
日常を取り戻しているというか、新しい日常に向かっているというのか。
取り戻せた方が良い気もするなあ。