今週は選挙ウィークですね。
選挙カーも積極的に走り回ってますが、音の響くマンション街で名前連呼攻撃は止めてくれ。
多数決で何かを決めることって、大人になっても時々ありますよね。
数の大小だけで決めることは危険をはらむ場合もあります。
一方で、結果の正否や善悪はさておき、物事の決め方としてはある意味公平な手段のひとつと言えます、参加者がみんな独立しているのなら。
さて、そんな多数決ですが、私は割と諦めが早いです。
多数決に対する諦めというのは、「これは私が何を言っても無駄だな」と思うタイミングのことです。
私は意見が少数派になることが多いことに加えて、捻くれているため、敢えて少数派に付きたがる傾向があります。
多くの場合、多数決の前に結果が想定できていることが多いと思うんですよね。
例えばAとBの選択肢があって、決を採る前でも概ねの感触は分かります。
10人で多数決を取れば、だいたい8:2とか7:3くらいの割合で物事が決まります。
そこに私が踊り出たところで、どちらに入れようが結果は変わりません。
なので、「私はB案がいいけど皆がA案と言うに決まってるからA案」というケースも多いです。
人気投票のランキングを予想しますとなれば、自分の好みではなく「皆が誰を好みそうか」という視点で考えることでしょう。
上では10人を例としましたが、実際には6人くらいから多数決に興味を失います。
どうせ4:2か5:1の少ない方に私は入ることでしょう。
最近は反対意見でもちゃんと言うことが大事かなあと思い、少しは言う様にしていますが、それでも多くの場合は「面倒なので皆が入れそうなところに入れる」となります。
多数決で決める前に、意見をきちんと話せばこちらに付いてきてくれる…という前向きな話ではありません。
どちらかと言えば、多数決で決まった結果が上手くいかなかったときに「だからあの時こう言ったじゃないか」という「予防線」のためです。
まあ多数決で決めることになった時点で、私の敗北はほぼ確定するようなものです。
なので、こういうことを書くと怒られるか引かれるかするかと思いますが、選挙にもそんなに興味がありません(一応行くけど)。
意見が割れたら相撲で決めるんだったら、もう少しやる気を出すんですが。