先日、若者と食事に行った席にて。
先日、取引先の若手社員A氏と一緒に食事に行く機会がありました。
A氏は3年目を迎えたところだったのですが、聞いてみると「入社即コロナ禍だったので今まで社会人の飲み会に参加したことがない」とのこと。
確かにそう言われてみればそうなるのか…と遠い目をしていたところ、
「社会人の飲み会での立ち振る舞いを教えてほしい」とのことです。
GO「今も一応お酒を嗜んでいるのだからこれも飲み会であり、特に気づかい等は要らないのではないでしょうか」と言うと、
A氏「うちは古い体質なので、飲み会での上司への付き合い方を知っておきたいんです。後輩も2年分いるのに、自分もそういうのを知らないのはまずいんです」
まあ平たく言えば、若手(特に女)は上司に酒を注ぐ、みたいな文化が(恐らく)残っていて、それをコロナ禍が終わる前に覚えておきたいとのこと。
確かにその気持ちも分からんでもないですが…
最初の頃に遠い目をしていたのは「会社の飲み会を知らない…うらやましい世界だ」と思ったからなんですけどね。
GO「今の時代はそういうのをいちいち覚えるようなことでもないのでは」的なことは繰り返し言ったのですが、
A氏「とはいえそういうのが残っている時代なので、覚えておきたい」と平行線でした。
ならば仕方あるまい、ということで、
昭和(と言いつつ、だいたい平成)のおっさんの飲み会での振る舞いとニーズ、
そしてそれに答えることに特に疑問を持っていないおばさんの動きなどを説明。
特に後者が厄介で、男の上司が暇そうにしていると、おばさん辺りが「若い子が隣に行きなさいよ」みたいな指導をしているところを(少なくとも数年前までは)よく見かけたものです。
A氏のような若手は、そういうことを言われる前に行動に移した方が、そのコミュニティ内での評価は上がるでしょう。
と言う感じで下衆な話もしたので割愛しますが、「教えることが正しいのか?」という疑問を持ちながらも、A氏に古い体質の飲み会での立ち振る舞いを伝授したのでした。
私もそういう飲み会好きなおっさんになりきれていないのと、「気を遣うくらいなら出席しねえぜ」くらいの強気でいたので、「飲み会で(古いタイプの)上司に好かれる方法」はそんなに経験がないんですけどね。
A氏は個人的にも好きなので、伝えたスキルを使う機会がなければいいのですが。